「ブルガリ(BVLGARI)」は、7月4日に公式SNSでパリ1区西側に位置するヴァンドーム広場(Place Vendôme)に旗艦店を再オープンすると発表した。ヴァンドーム広場はハイジュエリーの故郷でもあり、現在ではパリ屈指の高級地の中心として高級ブランドが集う地となっている。
「シャネル(Chanel)」銀座並木通り店も手がけた米国・ニューヨークの建築家ピーター・マリーノ(Peter Marino)が設計、デザインした新店舗には、歴史的なイタリアと現代のイタリアらしさの大胆な融合が表現されている。ヴァンドーム広場という、ローマとパリの歴史を繋ぎ、2つの都市で共有される芸術と建築への愛の中心地に立つにふさわしい建築物となっている。この象徴的な建物のファサードは、大胆なブルガリの宝石のように自然光を存分に取り込む働きをする。内部にはミケランジェロに着想を得た天窓をはじめ、宝石の面のような階段、ローマのコンドッティ通りの大理石の柱が2本置かれている。「ブルガリ」は、「パリの中心部に絶妙なロマニティをもたらすこのインテリアは、イタリアのデザインと工芸品の勝利だ」とコメントしている。