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Global|「バイレード」が2年の構想期間を経て初のメイクアップ・コレクションを発売

Sep 17, 2020.Tokyo, JP
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スウェーデン発のフレグランスブランド「バイレード(BYREDO)」は、初のメイクアップ・コレクションを10月に発売する。

今回発売するメイクアップ・コレクションは、2年の構想期間を経て、バイレードの創設者であるベン・ゴーラム(Ben Gorham)とメイクアップアーティストのイサマヤ・フレンチ(Isamaya Ffrench)が共同で開発。「バイレード」の世界の捉え方を反映し、性別や人種の差異は全く意識していないという。使い手の発想次第で、目元にも唇にも頬にも自由に使用できる「カラー・スティック」などを展開する。コレクションのカラーパレットは、マーケティング戦略ではなくゴーラムとフレンチの感性に基づいて選ばれており、同様の理由でアーティストのジェシー・カンダ(Jesse Kanda)をビジュアル制作に起用している。メイクアイテムに見えない彫刻作品のようなパッケージは、ユニークな形状で物として圧倒的な存在感を放ち、「バイレード」のアイコニックな香水ボトルのデザイン哲学を引き継いでいる。

ゴーラムは「香水を制作し発表し続ける中で、香水が美という概念と密接に関わっていることに気付きました。どうやら人間は香水をつけることで、自分をより美しく感じるようなのです。そんな気付きから『バイレード』が考える美の概念を、より視覚的な方法で表現したいと考えるようになりました。香水と同様に『バイレード』独自の方法論で、化粧品にもアプローチ出来ると思ったのです。私には、現存する化粧品の大半が前時代的かつ保守的な美の概念に基づいて作られているように感じました。そんな現状を目にして、新しい美の概念が必要だ、そして、『バイレード』が率先して表現するべきだ、そう思いました。 “美しさ”とは、それぞれが自由に定義すれば良いのですから」とコメント。フレンチは「私は常々、コスメ業界が発信する美の概念や習慣を窮屈に感じてきました。コスメブランドは、型に嵌った美の概念を押し付けるのではなく、美に関心を持つきっかけだけ与えれば良いのです。『バイレード』のメイクアップ・コレクションでは、あえて用途を限定しないカラー・スティックという商品を制作しました。使い手の発想次第で、様々な使い方が可能です。『バイレード』のメイクアップ・コレクションを通して、メイクアップが自由で創造的な行為だということが伝わりますように」と語っている。

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