今回、新たにグローバルアンバサダーに加わった幾田りらは、幼少期から音楽に情熱を注ぎ、シンガーソングライターや声優として活動。「YOASOBI」のボーカルとしても国内外で人気を集めており、広い世代に支持される日本を代表するシンガーソングライターのひとり。
「コーチ」は、幾田りらの「自分らしさに正直に向き合い、挑戦を恐れず真っすぐに進む姿勢」が、今回のキャンペーンテーマと深く共感するとして起用を決定。彼女の繊細で芯のある表現を通じて「ありのままを受け入れ、自由に表現することの大切さ」を伝えていきたいとしている。
幾田りらは、新グローバルアンバサダーの就任に際して、「長く愛され続けるこのブランドに携われること、そして “Courage to Be Real(リアルに生きる勇気)”というメッセージに共鳴できることを、とても光栄に思います。音楽や言葉、身体を通した表現を通じて、このメッセージを体現できるよう、誠実に、真摯に取り組んでいきたいです。楽しみにしていただけたら嬉しいです」と、語っている。
著名フォトグラファーとタッグ
キャンペーンのビジュアル撮影は、英国のフォトグラファーのエレイン・コンスタンティン(Elaine Constantine)が手掛けた。自然の中で撮影された写真は、それぞれの個性を引き立て、リラックスした等身大の姿を映し出している。
Z世代に人気、「コーチ」のバッグ
「コーチ」は、トレンドを意識したデザインに加え、手に届きやすい価格帯と品質のバランスが若い世代に支持され、売上は世界的に拡大している。なかでもブランドのアイコンバッグ「タビー(Tabby)」は、「コーチ」ブームを牽引しており、世界的に人気を集めている。
今回のキャンペーンでは、この「タビー」がラブド レザー、スパッツォラート レザー、キルティング スエードといった多彩な素材で展開。さらに、「ブルックリン(Brooklyn)」「エンパイア(Empire)」「ブリーカー(Bleecker)」といったニューヨークを冠した人気コレクションのバッグや、「ソーホー スニーカー(Soho Sneaker)」などもラインアップし、若い世代のライフスタイルに響くアイテムが充実している。
レディ・トゥ・ウェアも充実
アパレルでは、クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)が手掛ける新作が発表された。クロップドレザージャケットやオーバーサイズのアップサイクルデニム、プリーツドレス、チェック柄のテーラリングなど、現代的な自己表現を後押しするアイテムが揃い、バッグと合わせたスタイリング提案も見どころのひとつだ。
自己表現を尊重する「エクスプレッシブラグジュアリー」
「Revive Your Courage(進もう、私の心のままに)」は、過去の「On Your Own Time(私は、わたしの時間を生きる)」「Unlock Your Courage(自分らしさの、その先へ)」に続くシリーズであり、「コーチ」が提唱する「エクスプレッシブラグジュアリー」の世界観をさらに深めるものだ。
「エクスプレッシブラグジュアリー」とは、現代の世代が定義する「自分らしさ」を尊重し、自己表現を後押しする新しいラグジュアリーの形。従来の高級志向とは異なり、個性と多様性を重視した価値観に根差している。特にZ世代の若者たちは、ブランドの歴史や背景とともに、自分らしさを表現できるアイテムを求めており、「コーチ」の戦略と時代のニーズが重なった格好だ。
今回の「Revive Your Courage(進もう、私の心のままに)」は、幾田りらをはじめとする国際的な才能を起用し、音楽・映画・写真など異分野のクリエイターとコラボレーションすることで、「リアルに生きる勇気」を多面的に描いたキャンペーンだ。バッグをはじめとするプロダクトはすでにZ世代を中心にグローバルで人気を集めており、今回の取り組みはさらにその流れを加速させるものとなりそうだ。
「コーチ」が目指すのは、単なるトレンドの発信ではなく、世代や国境を超えて「ありのままの自分を大切にする」生き方を提案することだ。新キャンペーンは、他ブランドとは一線を画し、そのメッセージをより広く届ける重要な一歩となりそうだ。