カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、スクエア型のフルメタル「5000」シリーズに特別開発された新素材のチタン合金を採用した「GMW-B5000TR」を4月23日に発売する。
「GMW-B5000TR」は、日本製鉄株式会社のデザイニングチタンブランド「TranTixxii®(トランティクシー)」のチタン合金を外装部分に採用している。「G-SHOCK」のさらなる素材の進化を追い求め、カシオ計算機と日本製鉄が6年の歳月をかけ共同開発を行い、新しいチタン合金が誕生した。軽量で耐食性が高く、低アレルギー性といったチタンの特性はそのままに、純チタンの約2倍の硬度を確保している。これにより、これまで鏡面加工が難しかったチタン素材で、ステンレス素材と同等の仕上げを施すことが可能になり、「G-SHOCK」のチタンモデルでは初めてベゼルとバンドに天面フルミラー仕上げを実現させた。
この新素材におけるステンレス同等の鏡面性により、IP(イオンプレーティング)の美しさを引き出す新たな表現が可能となり、メタルモデルでは初のマルチカラーIPを採用。ケースにはゴールドIP、バンドとボタンには新しく開発したダークブルーのほか、レッド・ライトグレー・ダークグレー・ゴールドとパーツごとにマルチカラーのIPをカラフルに施すことで、メタルモデルでありながらも「G-SHOCK」らしい遊び心あふれるデザインになっている。さらに文字板にもマルチカラーをあしらい、ポップな印象に仕上げた。価格は19万2,500円(税込) 。