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星野リゾートが生乳の廃棄ロスを目指し、「リゾナーレ那須」でミルクジャムの製造を開始

May 17, 2020.高村 学Tokyo, JP
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星野リゾートの星野佳路社長(2019年9月撮影、PHOTO:SEVENTIE TWO)

星野リゾートは、新たな食への取り組みとして、「星野リゾート リゾナーレ那須」でミルクジャムの製造を開始した。現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、全国の学校給食や外食産業における牛乳および乳製品の消費量の低下とフードロスが問題視されている。生乳は、乳牛の病気を防ぐため毎日搾乳し続ける必要があり、生産量を短期的にコントロールすることができない。長期保存もできないため、酪農家は廃棄せざるを得ない状況に追い込まれるおそれがある。

星野リゾートは今回、「星野リゾート リゾナーレ那須」が位置する栃木県・那須町の「森林ノ牧場」で今後生じる可能性がある牛乳をミルクジャムとして製品化し、行き場を失う生乳の廃棄の減少を目指す。「森林ノ牧場」は、「星野リゾート リゾナーレ那須」に朝食用の牛乳を提供しており、日本の乳牛の0.6%しか飼育されていない希少な牛ジャージー種を放牧で育てている。

星野リゾートは、今回の取り組みを皮切りに、「もったいないプロジェクト」を立ち上げ、様々な食材で発生することが懸念されるフードロス問題へ今後も取り組んでいくという。

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