三越伊勢丹HDがVRを活用したスマホ向けアプリの提供をスタート

三越伊勢丹ホールディングスは、VRを活用したスマートフォン向けアプリ「レヴ ワールズ（REV WORLDS）」の提供を3月10日に開始した。

「レヴ ワールズ」は、自社プラットフォームを活用したスマートフォン向けアプリ。アプリ内では、時間や場所に捉われないオンラインの利便性に加え、新宿東口の街の一部エリアをモデルとした仮想都市空間や、伊勢丹新宿本店の一部コンテンツを再現した仮想伊勢丹新宿店を体感することができる。24時間どこからでもスマートフォンから仮想都市にアクセスをすることができ、ユーザーはVR上でアバターを操作して街並みを見られるだけでなく、アプリ内のチャット機能を使って友人や家族、初めて出会ったユーザーと会話を楽しむことができる。また、仮想の伊勢丹新宿店で、コスメやワイン売場で気に入った商品をクリックすれば、三越伊勢丹オンラインストアへ遷移し実際に商品を購入することができる。3月10日のスタート時の仮想伊勢丹新宿店のフロア構成は、地下1階の食品と1階の化粧品の2フロアのみだが、今後取り扱いカテゴリーを順次増やしていくという。