NIGOが手掛ける新生「ケンゾー」が初コレクションを発売　100のリミテッドエディションのNFTも

創設者である高田賢三氏の死去を受け、昨年9月に「ケンゾー（KENZO）」の新アーティスティックディレクターに就任したNIGOの初となるカプセルコレクションが本日2月5日から発売される。今回のカプセルコレクションは公式オンラインストアをはじめ、阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪、伊勢丹新宿本店など5店舗限定での発売となる。

NIGOによる初の「ケンゾー」2022年秋冬コレクションは、今年1月に開催されたパリ・ファッションウィークで大きな注目を集めた。1970年4月に高田賢三氏が初めてファッションショーを発表したパリのギャラリー・ヴィヴィエンヌで開催され、「ケンゾー」のアーカイブとNIGOのストリートの感性が融合したデビューショーであった。本コレクションはそれとは異なり、22年春夏シーズンに全3回に分けてドロップされる限定シリーズの第1弾だ。

2月に花を咲かせる日本の花ボケ（木瓜）にインスピレーションを受けたコレクションで、「KENZO BOKE FLOWER COLLECTION BY NIGO」の名で発表された。NIGO自身がショーで着用していたナイロンのコーチジャケットやロングスリーブTシャツ、カーディガンなどが発売される。メンズとウィメンズ両方のワードローブが発表されたが、ジェンダーレスを意識したラインアップになっている。日本のウォッシュドコットンツイルを使用したオーバーサイズフーディやカーゴパンツ、カーゴスカートにも注目だ。

さらに、コレクションのリリースに際し、「ケンゾー」は100のリミテッドエディションのNFTも発表している。