「ライカ(Leica)」を日本で展開するライカカメラジャパンは、藤原ヒロシの「フラグメント(fragment design)」とのコラボレーションモデル「ライカM10モノクローム “fragment Edition”」(137万5000円)と「ライカQ2モノクローム “fragment Edition”」(99万円)を発表した。今回のコラボモデルはいずれもモノクローム撮影専用となっており、各モデル20台の限定だ。今年でオープン5周年を迎える「ライカGINZA SIX」で、5月末からの販売を予定している。
今回のコラボレーションモデル「fragment Edition」は、カメラの外装を通常レザーの代わりに「fragment」のロゴが刻印されたカウハイドレザーを使用。トップカバー部分には白色でロゴと文字が刻まれている。
ライカ愛好家としても知られる藤原ヒロシが今回のコラボに選んだ「ライカM10モノクローム」は、レンジファインダー式デジタルカメラで、コントラストと光という作画に欠かせない要素に的を絞り、モノクローム撮影を追求した1台だ。また「ライカQ2モノクローム」はフルサイズコンパクトデジタルカメラとしては世界初のモノクローム撮影専用の映像素子を搭載したモデル。タフなボディ設計により環境・用途を問わず使用することができる。
今回のコラボレーションについて藤原ヒロシは以下のようにコメントしている。「ライカからお声がけいただいて、とても光栄であり嬉しかったです。ライカのモノクローム専用機ってとても贅沢な存在だと思いますね。黒を基調にしたデザインは、試行錯誤の末、結局自分で使うことを考えて辿り着いたものです。レザーの感触も手に取るとその違いが分かると思います。また、自身のライカにはトップカバーにネームシールを貼っているのですが、そのスペースは空けてfragmentのロゴと文字を配置しました」。