男子ゴルフ米国メジャー初戦の第85回マスターズ・トーナメントは4月11日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで最終日が行われ、4打差の首位で出た松山英樹が4バーディー、5ボギーの73で回り、通算10アンダーで日本人選手として初となる大会制覇を果たした。松山英樹は昨年12月16日に開催されたユーチューブライブ「松山英樹×SRIXON LIVEセッション」に出演した際に、「来年は勝ちたいと思います。今(PGAツアー)5勝なので、早く6に塗り替えたい」と決意を語っていた。松山英樹はこの日も「スリクソン バイ デサント(SRIXON BY DESCENTE)」のウェアでマスターズに挑み、日本人選手として初優勝という快挙を成し遂げた。
昨年から、国内外で「3密」回避のアウトドアスポーツとして、ゴルフ人気に拍車がかかっている。緊急事態宣言解除の昨年5月25日から半年で、ゴルフ人口は17万人増えたと言われ、とくに若い世代の新規女性客が増えているという。アメリカでも同様で、NGF(全米ゴルフ財団)が公式ホームページで発表した昨年7月のゴルフ用品(ギア)の売り上げは、3億8900万ドル(約404億円)で、1997年に統計を取り始めてから単月で最高金額になった。松山英樹フィーバーでゴルフブームにさらに拍車がかかることを期待したい。