ナイキジャパングループは、三井不動産レジデンシャルと共同で新しいデザインコンセプトのパーク「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT x ART」を10月10日にオープンする。
「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT x ART」は、6つのエリアからなる、誰もが楽しめる刺激的な遊びとさまざまな形のスポーツ体験を生み出す新デザインコンセプトのパーク。ナイキは、オレゴン州ポートランドにあるインクルーシブ・プレイグランドのデザインをサポートする非営利団体「ハーパーズ・プレイグラウンド」と共同でパークのデザインを担当し、東京のスポーツを楽しく刺激的な体験を創出できるようデザイン面もよりインクルーシブで鮮やかなスポーツパークに仕上げた。子どもから大人まで、スポーツの経験やスキル、障がいの有無に関係なく全てのアスリートを最大限サポートし、ストレスなくスポーツを楽しむことができる環境になっており、全長約280mのランニングトラックと、3x3のバスケットボールコート、スケートボードプラザを中心に構成。スケートボードプラザに設置した回転遊具では、エリア内の様子を360度見渡すことができ、また、ヨガやダンスなどさまざまなスポーツも楽しむことができる。さらに、パーク内には段差がなく、勾配角度を5%未満にしたバリアフリーデザインも取り入れているため、車いすでも移動可能だ。
パークは日本でも人気の高かったシューズからインスピレーションを得たデザインになっており、各年代を代表する6つシューズからインスピレーションを得たデザインを各エリアにグラフィックで表現し、ナイキの歩みをパーク内に記している。ランニングトラックのデザインは1960年代を「はじまりのものがたり」と題し“コルテッツ”から、遊具がある広場のデザインは1970年代を「ナイキブランドの誕生」と題し“ワッフル トレーナー”から、ジャングルジムのデザインは1980年代を「新しい場所へ」と題し“ラバハイ”から、3x3のバスケットコートのデザインは1990年代を「世界中に羽ばたく」と題し“エア レイド”から、スケートボードプラザのデザインは2000年代を「スポーツとストリートの出会い」と題し“SB ダンク”から、パークを一望できる高台のデザインは2010年代を「エアの進化」と題し“エア マックス”からインスピレーションを得ている。
パーク全体のフロア素材の一部には、ナイキ製品の製造工程で発生する廃材や使用済み製品を再利用した「Nike Grind」を用いており、地球環境に配慮したサステナブルデザインも取り入れている。ラウンジスぺースの内装材、椅子やテーブル、小物には、倉庫などの外壁として使われていた板材、家屋解体で発生する廃材、産業廃棄物の木材パレットなどを再利用。また、施設内に自動販売機はなく、無料のウォーターサーバーを設置し、マイボトルの持参をお願いすることで、ゴミの削減にも取り組んでいる。