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「プライド月間」に「ナイキ」や「コーチ」がLGBTQ+を称えるコレクションを発売 ZOZOや楽天も取り組みを実施

Jun 8, 2022.関根美紅Tokyo, JP
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6月はLGBTQ+の権利を擁護する「プライド月間」。1969年6月28日にニューヨーク・マンハッタンのゲイバーで、同性愛者が初めて警官に反乱し、暴動となった事件をきっかけに始まった。6月の最終日曜日にはニューヨークやサンフランシスコでプライドパレードが開催されるほか、様々なイベントが開かれ、世界中の建築物がレインボーカラーやピンクにライトアップされるなど、LGBTQ+の人々を勇気づける期間だ。今回は、「プライド月間」にLGBTQ+を称えて行われる6社の取り組みを紹介する(ここでは多様な性のあり方を「LGBTQ+」に統一して表記する)。

世界的に影響力のある雑誌「VOGUE(ヴォーグ)」では「プライド月間」の期間中、世界中の公式ウェブサイトの「VOGUE」ロゴをレインボーカラーのロゴに変えている。「VOGUE JAPAN」ウェブサイトでは、同性婚合法化への道のりを特集。日本における同性婚合法化を阻む壁、それを打破する挑戦について取材・発信する。また、「VOGUE」の公式アパレルラインでは、レインボーカラーロゴのTシャツを5月23日に公式ECサイトにて発売した。価格は9,800円で、サイズはS〜XLの4サイズ。

 

「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」でもサービスロゴやコーポレートロゴをレインボーカラーに変更したほか、「ゾゾタウン」上に特設ページを公開した。特設ページでは、LGBTQ+をはじめとした個性に対する想いを発信していく。ZOZOは2021年4月から、サステナビリティステートメント「ファッションでつなぐ、サステナブルな未来へ。」と「4つの重点取り組み」を掲げ、重点取り組みのひとつとしてファッションに関わるすべての人のダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進している。これまでも同社は、「配偶者」の定義に同性パートナーも含むよう社内規定を改定するなど様々な施策を進め、LGBTQ+の取り組みを評価する「PRIDE指標2021」において最高評価「ゴールド」認定を獲得した。

 

楽天はLGBTQ+に関する理解促進や啓発を目的とした活動「Walk Together with Pride」を実施する。同活動は昨年に引き続き2度目となる。「楽天ブックス」と「楽天Kobo電子書籍ストア」では、当事者によるエッセイやLGBTQ+の登場人物が描かれた作品など、特定非営利活動法人「東京レインボープライド」が選書したLGBTQ+関連書籍を紹介する特集を実施。フリマアプリの「楽天ラクマ」では、虹色の楽天ロゴがプリントされた梱包用テープ「楽天レインボーテープ」を作成し、商品梱包時に同テープを使用する。楽天ではこれまでも、2016年に同性パートナーも配偶者とできるよう社内規定を変更し、福利厚生を受けられるようにしたり、性別関係なく使える多目的トイレの導入、オンラインとオフライン両方の相談窓口の設置、理解促進に向けたオープンセミナーの開催など、様々な活動を行ってきた。

 

「ナイキ(NIKE)」は「Be True」コレクションを毎年6月に発売。「Be True」コレクションは2012年、スポーツにおける平等を推進するためのコミュニティ施策に力を入れ、多様な性的指向、アイデンティティ、表現を持つ人々のコミュ二ティを作ろうと努めるPRIDEネットワーク所属の「ナイキ」社員たちから始まった。LGBTQ+コミュニティと「ナイキ」のPRIDEネットワークに属するデザイナーたちが制作、管理するコレクションだ。今年はリサイクルポリエステル繊維を100%使用したサステナブルなスケートボードショートパンツや、ビンテージ感あふれるスタイルに鮮やかなレインボーグラデーションのスウッシュと「BETRUE」のグラフィックを加えたTシャツ・パーカー、レインボーカラーをあしらったシューズが登場する。

また、ナイキジャパンはLGBTQ+コミュニティのスポーツにおける環境改善、安全の確保、認知向上に注力する2つの団体「認定NPO法人ReBi」と「認定NPO法人 虹色ダイバーシティ」をサポートしている。公式サイトには、「誰もがフェアに輝けるはずのスポーツ。しかし、ジェンダーやセクシュアリティが時に壁となり、思い切りスポーツに打ち込めないアスリート達がいます。スポーツを愛する誰もが、ありのままに輝けるように。そしてスポーツがこれからも多くの人に勇気や活力を与え続けるために。アスリートたちの「声」に耳を傾け、これからのスポーツについて共に考えていきましょう」と綴っており、これからもLGBTQ+に寄り添いながら課題解決に努めていく。

 

「コーチ(COACH)」はLGBTQ+コミュニティをサポートするメッセージ 「Go All Out For Pride」とともに、レインボーカラーのシグネチャー 「C」 やメッセージ入りパッチでカラフルに彩られた「プライド」 コレクションを発表。「ウィロウ トート」や「スウィンガー」、「フィールドトート」や「バックパック」などをはじめとする人気バッグや革小物の数々、Tシャツ、カーディガンなどのウェア、ハットなど様々なアイテムが揃う。コーチは「プライド月間」中に LGBTQ+とコミュニティをたたえセレブレートするコンテンツを数回にわたり公開予定だ。

 

「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、⼈権団体「OutRight Action International」を⽀援するスペシャルエディションのトートバッグとリストレットを含む、「PRIDE 2022カプセルコレクション」を6月1日に発売した。「OutRight Action International」は、世界中のLGBTQ+の⼈々の⼈権を調査、⽂書化、擁護、推進するために活動する。ニューヨークの国連本部に恒久的に存在する唯⼀のLGBTQ+組織として、実際の、または知覚された性的指向、性同⼀性や表現に基づいて、差別・虐待を経験する⼈々の⽣活を改善することに取り組んでいる。本コレクションはウィメンズ、メンズ、ジェンダーニュートラルなアイテムで構成され、レインボーの「MK」チャームロゴが施されたリラックス感のあるウェア、シューズ、アクセサリーを展開。 スペシャルエディションのキャンバストートとリストレットの販売による収益はすべて、「OutRight Action International」に寄付される。

 

 

 

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