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吉永小百合やMTGの松下剛社長が登壇 「五島の椿プロジェクト」を発表

Feb 26, 2020.高村 学Tokyo, JP
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椿サポーターを務める吉永小百合(Photo : Manabu Takamura)

一般財団法人松下財団は2020年2月26日、長崎県・五島列島に自生する椿を核に産学官民の連携で新たな地域活性を目指す「五島の椿プロジェクト」を発表した。松下財団は2019年10月に日本各地の地域活性化の活動を行うと共に、未来を担う子供たちの支援を目的に設立され、MTGの松下剛社長が代表理事を務めている。今回発表した「五島の椿プロジェクト」は、長崎県を中心とする産学官民の力を集結し、五島列島に自生する椿を核に、商品開発から消費までを循環させることで、継続可能な産業と雇用を創出し、新たな地域活性のモデルケースを目指す取り組みだ。松下代表理事は五島列島にある福江島の出身で、地元に貢献したい思いから今回のプロジェクトを立ち上げた。

同日、銀座の観世能楽堂で開催された発表会には、椿サポーターで女優の吉永小百合をはじめ、松下剛・代表理事、中村法道・長崎県知事、野口市太郎・長崎県五島市長、染織家の志村洋子が登壇し、プロジェクトの概要や意義を説明した。

椿サポーターを務める吉永小百合は、プライベートでも何度も五島列島に訪れるほどで、「ここが人間が生きる原点ではないかと感じました。ただ、シャッターを閉じている店が多く心配をしていました。そうした時に五島の椿のプロジェクトの話をいただいたんです。ぜひ、やらせていただきたいと申し上げました」と、五島列島に対する思いを語った。吉永小百合が着用している着物は染織家の志村洋子の作品「五島の椿」で、五島列島の椿で糸を染め、織られたものだ。同日から放映されるCMでも同じ着物を着用して出演している。

 

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