
「グッチ(GUCCI)」が、Stray Kidsのリノを新たにグローバル・ブランドアンバサダーに迎えた。リノは、デビュー以来パフォーマンスのみならず、作詞・作曲においても才能を発揮してきたアーティストだ。今回の起用は、音楽とファッションを横断する彼の感性にブランドが共鳴した結果といえるだろう。
「グッチ」の公式イベントやエディトリアルで見せる装いも、ただの衣装にとどまらず、リノ自身の美意識と結びついていた。2025年クルーズショーではロンドンに姿を現し、すでに「グッチ」との強い関係性を築いている。今回の就任は、その延長線上にある自然な流れとなのかもしれない。
今回の就任を受け、リノは「伝統と革新をつなぐブランドの旅の仲間として迎えられることは光栄」とコメント。今後は、ブランドの顔として多様なプロジェクトやイベントへの登場が予定されている。「グッチ」の愛用者もリノのファンも必見だ。
「グッチ」は、2021年に創業100周年を迎えたが、今なおその進化は止まることがない。ステファノ・カンティーノ体制のもと、ラグジュアリーの再定義への歩みを進めている。リノの就任は、その動きを象徴する新たな一手といえる。