米国を代表するブランドの「ティンバーランド(Timberland)」と「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」が初となるコラボレーションを実施し、第1弾となるコレクションを10月26日に発売した。「ティンバーランド」の特徴である小麦色とオレンジ色のカラーリングが、「トミー ヒルフィガー」の伝統的な赤、白、青のカラーリングを引き立て、同時にハイブリッドロゴが両ブランドを新鮮な形で結びつけるコレクションに仕上がっている。
同コレクションでは、「トミー ヒルフィガー」のクラシックなアメリカのDNAと「ティンバーランド」の本格的なアウトドアやワークの美学が融合された、ハイブリッドな仕上がり。26日に発売が開始された第1弾では、90年代のカラフルなシグネチャースタイルにオマージュを捧げ、両ブランドのアイコニックなヘリテージを称えるアパレル、フットウェア、アクセサリーの全16アイテムが展開されている。カルチャーの影響を十分に受けた各アイテムは、それぞれのブランドが道を切り開くきっかけとなったヒップホップ・シーンを彷彿とさせる。
パーカーとバーシティジャケットは、スタイルと耐久性、保温性を融合させたレイヤリングアイテム。ジップオフタイプのカーペンターパンツや、2イン1のリバーシブルバーシティジャケット、ボリューム感のあるリサイクルパーカなど、多機能なアイテムは、アクティブでアウトドアなライフスタイルのためにデザインされている。クラシックな「ティンバーランド」の6インチブーツは、クラシックな「トミー ヒルフィガー」のフラッグをあしらい、ジップのディテールを加えてリミックスしている。同コレクションでは、リミックスされたホールドオールや、90年代の定番アイテムであるバムバッグなど、どんなスタイルにもマッチするアクセサリーが用意されている。
ブランド創業者のトミー ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)は、「今回のティンバーランドとのパートナーシップは、私にとって非常にクリエイティブな冒険であり、長い時間をかけて実現したものです。私たちのアーカイブに飛び込み、ティンバーランドと共に90年代の楽観的で『何でも可能』なエネルギーを追体験することは、素晴らしくノスタルジックな体験でした。文化が私たちのブランドを形成し、ひいては当時のファッション界を形成したのです」とコメントしている。
「ティンバーランド」のグローバル・クリエイティブ・ディレクター、クリストファー・レイバーン(Christopher Raeburn)は、「コラボレーションの力とは、それぞれのブランドが提供する最高のものを持ち寄り、限界を超えて、根本的に異なるものを一緒に創り出すことです。今回のファーストドロップで制作した作品は、一目でティンバーランドとトミーだとわかるものばかりです。それは、進歩的なレンズを通して見た、文化的な思い出の本のようなものです」と述べている。
今回のコラボコレクション第1弾は、11月に公開される第2弾の前哨戦としての役割を果たす。第1弾は10月26日から、両ブランドの公式ECサイトとティンバーランド伊勢丹新宿PC4店、トミー ヒルフィガー表参道店および一部店舗で発売される。