X-JAPANのYOSHIKIが「バカラ(Baccarat)」のアルクール・グラス180周年を記念したデザイナーの一人に抜擢され、オリジナルデザインのアルクール・グラスを制作した。そしてその作品が2021年秋のパリ・ファッションウィークで公開された。「バカラ」は、1764年にフランスで創設されたクリスタルのラグジュアリーブランド。その「バカラ」のアイコン的存在のアルクール・グラスは、六角形のベースと三つのボタンを持つ脚が特徴の作品だ。
YOSHIKIは着物ブランド「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」を手掛け、これまで複数回にわたり東京ファッションウィークで新作を発表している。2020年には英ヴィクトリア&アルバート博物館や東京国立博物館で作品が展示されるなど、ファッション業界において大きな快挙を成し遂げ、その功績が認められ、今回「バカラ」のデザイナーに選ばれた。
ロックとクラシックという相反する音楽性を持つYOSHIKIは、その二面性を今回の作品に反映している。正面からはグラスが燃えているように見え、上からはバカラとYOSHIKIの愛する赤が濃淡を作り、毒のある花が咲いているように見えるというユニークなグラスになっている。
YOSHIKIは「今回、バカラのアルクール・グラス180周年記念のデザイナーに選んでいただき、とても光栄に思っています。本命の音楽活動でも近々発表があると思うので、楽しみにしていてください。日頃から応援してくださるファンの皆さんに感謝しています」とコメントした。