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ZOZOがビジュアルマガジン『FAR』を創刊 あえて紙媒体を発行する狙いとは?

Jun 12, 2021.山本凛Tokyo, JP
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ファッション通販サイト 「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOは、ビジュアルマガジン『FAR(ファー)』を創刊した。32ページで構成される『FAR』は、編集部が雑誌の意図とテーマだけをクリエイターに伝え、彼らが自由に表現したビジュアルをそのまま掲載するという編集方針だ。「文字のない雑誌」として、作品名やその説明はもちろん、ページ数の記載もない。創刊号のテーマは「FACE」で、スタイリストの相澤樹やヘアメイクアーティストの河村慎也、フォトグラファーの信岡麻美など7組のクリエイターが自由に創造した作品が掲載されている。『FAR』は、「ゾゾタウン」内で告知が表示される一部対象者の中から、6月9日0:00から6月17日23:59までの期間に購入した方にランダムに配布される。商品の発送時に同梱される形だ。

デジタルに特化したZOZOがなぜ今、アナログに立ち帰りフリーマガジンを創刊するのだろうか。発行できる部数が限られ、手間暇もかかる紙媒体は、そのぶん人の印象に残る力を持っている。インターネット上には情報が溢れ、商品が大量生産、大量消費される現代では、誰かが作った作品もあっという間に素通りされてしまう。ZOZOはそれに抗うかのように紙媒体で作品を残そうとする。ZOZOは『FAR』の創刊にあたって、「クリエイターに自由に発想し、表現してもらうことを目指します。そのような表現の場が、ファッションやクリエイションのさらなる発展、そして新しい才能の発見を後押しすると信じています」とコメントしており、あえて紙媒体での表現の場を提供することで、クリエイターだけではなくファッションをこれからもバックアップしていくという。『FAR』は不定期刊行であり、発行頻度や次号については未定としているが、次号以降にも期待したい。

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