ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するゾゾ(ZOZO)は、ラグジュアリー&デザイナーズゾーン「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」で「ロエベ(LOEWE)」の「パウラズ イビザ 2021」カプセルコレクションの予約販売を世界先行で3月26日より開始した。「ゾゾヴィラ」は3月18日に「ゾゾタウン」内にオープンし、「ロエベ」をはじめ、「クロエ(Chloé)」や「ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)」など、国内外の約90ブランドが出店している。
「パウラズ イビザ」は、70年代にカルト的人気を博したスペイン・イビサ島の伝説的ブティック「パウラズ」の遊び心に満ちたスピリットやアーカイブプリントを用いた、「ロエベ」が毎夏発表する海沿いのボヘミアンな趣きのカプセルコレクションだ。2021年の最新コレクションでは、クリエイティブ・ディレクターを務めるジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の幼少時代のイビサ島での記憶を頼りに、バレアレス諸島の息吹を感じるエフォートレスでクラフトに特化したウェアやバッグ、アクセサリーを展開する。コロンビアの職人により編まれた海辺の雰囲気をまとったバスケットバッグや、アイコニックなハンモックバッグやバルーンバッグなども本コレクション用に夏らしくアップデートされている。
さらに、同キャンペーンのすべてのクリエイティブは、King Gnuの常田大希が主宰するクリエイティブレーベル「ペリメトロン(PERIMETRON)」が制作した。「ペリメトロン」は、映像監督、クリエイティブ・ディレクター、アートディレクターやデジタルアーティスト、プロデューサーなど幅広い才能を持った10人のクルー(うち数名はmillennium paradeのメンバーも兼ねる)から成り立ち、King Gnuやmillennium paradeのアートワークやMV制作に加えて、ライブ・ファッションショーの演出や銀座ソニーパークでの企画展、グラフィックや音楽プロデュースなどジャンルに囚われず幅広く活動している。
「ペリメトロン」は、「ロエベ」のパウラズイビザが持つ自由で享楽的な世界観をどうしたら自分たちらしい形で、日本発でリクリエイトできるかをチームで試行錯誤した。コロナで自由な渡航ができないこの状況とミラーする意味で、HIMIが書き下ろした新曲『What if』という曲から、夢の中でホームパーティーを回想する男を主人公にしたMVを作ることに決めた。制作を進めていく中で、「ロエベ」の「本質的な土着性」を尊重するブランドの姿勢に強く共鳴し、作品にも表現されているとコメントしている。今回制作されたオリジナルMVとキャンペーンビジュアルは「ゾゾヴィラ」内の特設ページにて公開している。