ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOは、12月に日本人で初めて民間人宇宙飛行士としてISS(国際宇宙ステーション)へ渡航・滞在する、ZOZO創業者の前澤友作氏のプロジェクト活動をスポンサードすると発表した。それに伴い、前澤氏が着用するフライトスーツには、ZOZOのロゴワッペンが貼付される。
前澤氏は、民間人初の月を周回する宇宙プロジェクト「ディアムーン(dearMoon)」をSpaceX社と計画しており、2023年の実施予定となっている。それに先駆け、今年12月8日にはカザフスタンから打ち上げられる宇宙船に搭乗し、ISSに12日間の滞在を予定している。
ZOZOは、「前澤氏が幼い頃から夢見ていた宇宙渡航を実現することで示す『諦めなければ夢は叶う』というメッセージや、日本人で初めて、民間人宇宙飛行士としてISSに滞在するという壮大なビジョンに共感した」と今回のスポンサードの背景を明かす。フライトスーツにはZOZOの他にも、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)や、アパレルブランドのデビロック(Devilock)のロゴワッペンも貼付され、前澤氏は自身のツイッターで「宇宙でも感謝を忘れずに」とコメントしている。
前澤氏は今回のISS滞在を「宇宙旅行」と称しており、民間人宇宙飛行士ならではの試みとして、世界中から募集した「前澤友作に宇宙でやってほしい100のこと」にチャレンジし、自身のYouTubeチャンネルなどで公開される予定だ。