「ナイキ(NIKE)」は、幻のオリジナルバージョン「エアマックス186 OG ビック バブル(Air Max 1 86 OG Big Bubble)」を3月26日に発売する。
このモデルは、ティンカー・ハットフィールド(Tinker Hatfield)がデザインをした「エアマックス1」が1987年3月26日に発売されたが、その1年前に試作品として開発されたモデルである。
通常の「エアマックス1」とは違い「エアマックス」の代名詞であるビジブルエアが大きく搭載されており、当時この大きいビジブルエアは耐久面に問題があることが発覚し、通常のビジブルエアに改良された。低温下でビジブルエアにひびが入ることがわかり生産ラインを止め改良に至ったという。
店頭に並んだスニーカーは直前の改良が間に合わなかった40万足ほどが発売されたとされている。その後、お馴染みの「エアマックス1」に差し替えられた。ホワイト、グレー、ユニバーシティレッドのカラーリングは幻の1足として名を馳せている。
今回発売する「エアマックス186 OG ビック バブル」は、2022年に「エアマックス」の35周年を祝うために発売する予定だったが生産が遅れ、2023年のエアマックスdayに発売することになった。
復刻するに至って今作は、1986年のオリジナルバージョンをCTスキャンで読み取り分析することで、当時のウィンドウ、エアユニットを再現することに成功した。カラーリングはユニバーシティレッド、ホワイト、グレーの伝説のカラーリングで構築され、アッパーにはスウェード、メッシュを採用している。
幻の1足は、3月26日にsnkrsで発売予定で、価格は18,700円。