AKB48や乃木坂46など数々の人気アイドルをプロデュースした秋元康が総合プロデューサーを務める、新たなアイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」(アイドルサンテンゼロ プロジェクト)が始動する。
プロジェクトの運営には、キングレコードをはじめとする、AKB48、乃木坂46、日向坂46、櫻坂46、IZ*ONE、=LOVEといった人気アイドルグループの育成に携わったスタッフが参加。
「従来のアイドル像や活動領域、グループ運営に捉われず、時代の変化やニーズに合わせて“アップデートされる”アイドルグループ」がコンセプトで、コンサートや握手会などのリアルな空間と、メタバースやオンライン上などのバーチャル空間の両方を軸に活動が展開されるという。
さらに、グループ運営のシステムも斬新だ。本プロジェクトは、運営会社のオーバースが発行する暗号資産「Nippon Idol Token(以下、NIDT)」によって資金を調達する。今後、NIDT保有者には、一部プロデュースへの参加や限定イベントへの招待、NFT(代替不可能なトークン)の付与などの特典を予定していて、3 月 29 日から購入申し込みを開始した。
また、今回のアイドルグループは、シングルごとに活動に参加するメンバーが選抜される48グループのシステムとは異なり、最終オーディションに合格した全員が一つのグループとしてデビューし、全員が表題曲に参加する「全員選抜」方式をとる予定だ。
「IDOL 3.0 PROJECT」は、4月上旬よりメンバーの募集を開始、全国7都市で説明会を予定。複数段階のオーディションを経て、今秋にグループをデビューさせる見込みだ。