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「ポーラ」や「オルビス」の肌診断サービスが注目! ジェンダー関係なく自分だけのスキンケアを

Oct 30, 2021.Tokyo,JP
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近年、マスク生活による肌荒れなどの問題から、男性もスキンケアを重視するようになってきた。そんななか、メンズコスメにおける様々な肌診断サービスやツールが登場し、注目を集めている。特に、「ポーラ(POLA)」が展開するスキンケアブランド「アペックス(APEX)」では、肌診断を受けた男性利用者が、前年同月比で約73倍に増加した。

「アペックス」の肌分析は、32年間の歴史で蓄積した1,910万件のビックデータをもとに、AI肌診断で肌の状態を無料でチェックできるサービスだ。肌の現在の状態と未来の可能性を分析し、結果に基づいて862万通りの組み合わせの中から、自分に合った化粧品を提案してもらえる。また、店舗での肌分析の結果は、2年間分保存することができる。美肌総合点というスコアもつけられ、推移がグラフとして表示されるので、季節の変化で自分の肌がどう変化するのかなどを把握することができる。2021年1月から8月の男性利用者集計では、全体合計6,547件のうち、20代が36%と一番多く、次に30代、40代、10代、50代と続いている。また、60代の利用者も2020年の1件から224件に増え、幅広い世代で肌分析が利用されていることがわかる。

「オルビス(ORBIS)」では、4月にパーソナライズスキンケアサービスの「カクテルグラフィー(cocktail graphy)」をスタート。このサービスは、自宅で肌の状態を調べることができる機器が貸し出され、分析結果に応じて美容液3本が毎月送られてくる。初月に機器レンタル料として3,300円を払い、その後は月額7,920円の利用料がかかる。この肌診断では、自宅にいながらも、住んでいる地域の気候データや生活習慣を解析した肌診断を受けることができる。忙しくて実店舗になかなか行けない人や、店頭で診断してもらうのは少し恥ずかしい人におすすめだ。

そのほかにも、伊勢丹新宿店メンズ館では、「ソニー(SONY)」の「ビューティエクスプローラー(BeautyExplorer)」を使用した肌測定サービスを、店頭で無料で受けることができる。このサービスでは、肌の水分、脂分、キメ、毛穴、シミ、色みなどを測定することができる。測定器で簡単にできるので、気軽に自分の肌の状態を知ることができる。さらに細かく自分の肌を知りたい人には、美容クリニックなどで取り扱われている肌診断機、「ビジア(VISIA)」がおすすめだ。この機械では、カラーとUV写真で顔を撮影し、目視では確認できないシミ予備軍まで解析することができる。撮影ポジションのズレによる解析誤差を防止する機能などにより、再現性の高い肌分析を受けることができるので、レーザー治療の効果把握に効果的だ。

富士経済は8月、2021年のメンズコスメの市場規模は、1,571億円に達すると予測した。また、Z世代を中心に、性別の枠を超えた「ジェンダーレスコスメ」の支持も高まり、性別関係なく好きなものを手に取れるようになってきている。漠然と肌悩みはあるが具体的な解決策がわからないという人は、肌診断を通じて、まずは原因を詳しく知るところから始めるのがいいかもしれない。

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