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「チャコット」が新国立劇場バレエ団と日本人の顔に合ったバレエメイクを開発

Oct 26, 2021.松井香里Tokyo,JP
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新国立劇場バレエ団公式インスタグラム から

「チャコット(Chacott)」は10月22日、新国立劇場バレエ団と協働し、日本人の顔にあった新たなバレエメイクを開発したと発表した。このバレエメイクは、10月23日に公演初日を迎えた「新国立劇場2021/2022シーズンバレエ『白鳥の湖』<新制作>」にてデビューした。

このプロジェクト発起人の一人となったのは、2020年9月から新国立劇場の舞踏芸術監督に就任した吉田都氏。吉田都氏は、自身もバレエダンサーとして国内外で長いキャリアを持ち、就任から掲げる方針のひとつに「ダンサーを取り巻く環境の向上」を挙げていた。その一環としてこれまで個人任せで行われてきたバレエメイクにも、サポート体制の必要性を感じていたという。加えて、これまでのバレエメイクは無個性になりがちで観客に表情が伝わりにくいことや、日常とかけ離れたメイクは、バレエに親しみのない人に違和感与えるといった課題も抱えていた。これらの課題を受け、今年の2月から吉田都氏を中心に日本人の顔に合わせたメイクを開発するプロジェクトが進められてきた。

プロジェクト始動後は、吉田都氏や「チャコット」のメイクアップアーティスト前田洋枝氏らが協働し、基準となるメイクの方向性について検証を重ねた。その後、5月からはその基準をもとに、5回にわたり講習会を開始し、ダンサーたちのテクニック向上と新たなメイクの定着化を進めた。また、10月14日にはチャコット社長の馬場昭典氏と副社長の原伊三司氏によるベースメイクセット贈呈式も行われ、10月23日のデビューに向けて着々と準備を進めてきた。

「チャコット」と新国立劇場バレエ団は、今後も協働を続けていくと発表している。今まで遠くから観られることを想定してきたバレエメイクも、コロナ禍で映像配信が増加する現在、近くで観ても美しく映えるものへの変化が要求されている。

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