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スポーツクライミングの楢﨑智亜選手にファッション業界も注目 「アスリートドレッサーアワード」も受賞

Jul 30, 2021.Tokyo, JP
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東京2020オリンピック公式ビデオゲーム「東京2020オリンピック The Official Video Game™」でアバターになった樽崎選手

東京オリンピックから正式種目として新たに登録されたスポーツクライミングで、日本代表の楢﨑智亜選手がメダル候補として注目を集めている。開催期間は8月3日から6日まで。スポーツクライミングは「スピード」「ボルダリング」「リード」の3種目複合で競う競技。なかでもゲーム感覚で挑戦できるボルダリングは、近年幅広い世代から人気を集めている。昨年1月にオープンした「ミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)」にもボルダリングウォールが設けられ、競技人口も急激に増えている。

ボルダリングは、ジョギングや筋トレといった本格的なトレーニングと比べて、ほどよく体を動かせること、初期費用を抑えて手軽に始められること、年齢や性別に関係なく、1人でも行えることから、趣味やエクササイズに取り入れる人が増えている。日本山岳・スポーツクライミング協会の調べによると、2008年に100施設以下であった全国のスポーツクライミングジムの数は、2015年には約4倍の435施設まで増加している。このデータからも、ボルダリングの人気ぶりが読み取れるであろう。また、昨年はスポーツクライミングがテーマの人気漫画『のぼる小寺さん』が実写化されるなど、メディアにて取り上げられる機会も増えている。

そんなスポーツクライミングで大きな注目を集めているのが楢﨑智亜選手だ。楢﨑選手は幼少期に器械体操で培ったしなやかさを武器に、プロ転向からわずか2年後のワールドカップ初優勝を皮切りに、日本人男性初のボルダリングワールドカップ年間優勝、同年の世界選手権で日本人初の優勝を成し遂げた。独自のクライミングスタイルを貫くダイナミックなムーブで「NINJA」と呼ばれ、世界を魅了、今最も金メダルに近いクライマーとして注目されている。

楢﨑智亜選手はスポーツ界ではもちろんのこと、ファッション界でも注目を集める存在だ。2018年に開催された雑誌『Safari』の「第7回アスリートドレッサーアワード」に、サッカーの大津祐樹選手やサーフィンの加藤嵐選手らとともに選出・表彰されている。「アスリートドレッサーアワード」は世界を舞台に活躍をしているアスリートの中で、とりわけファッションに精通し、ライフスタイルがお洒落な選手に贈られる賞だ。見た目よりも着心地を重視したシンプルなファッションを好むという楢﨑選手は東京オリンピックでどんなプレーを見せてくれるだろうか。

 

[caption id="attachment_31312" align="alignnone" width="840"]スポーツクライミングの楢﨑智亜選手にファッション業界も注目 「アスリートドレッサーアワード」も受賞 「アスリートドレッサーアワード」を受賞した樽崎選手[/caption]

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