夏の東京オリンピックの話題で持ちきりの昨今であるが、実は冬のオリンピック開幕まであと半年余りだ。『Oggi』の9月号(7月28日発売)では、35歳のフィギュアスケーター髙橋大輔選手が筋肉美を披露している。髙橋大輔選手は2014年に現役を引退後、アイスダンスへ転向し、新たな夢に向けて活動している。『Oggi』では、撮り下ろし写真とともにインタビュー記事が掲載された。
髙橋大輔選手はインタビューの中で、2019年の現役復帰の理由について「賛否両論あることは知っていますが、あまり気にせず突っ走っちゃったというのが実際のところです」と述べている。24歳で日本男子初のバンクーバーオリンピック銅メダルを、世界選手権で金メダルを獲得。引退を経て32歳の競技復帰は競技年齢としては異例のことであり、多くの人に衝撃を与えた。そしてその後のアイスダンスへの転向についても、「エンターテインメントに関わっていたいという思いがあり、アイスダンスが今後の自分の糧になると思ったので、決めました」と大きな決断に迷いはなかったと述べた。
『Oggi』のインタビューでは、髙橋大輔選手の誰にも真似できない自分らしい生き方を読み取ることができる。近年、出演するアイスショーで演技や歌声も披露する、エンタメを極めた表現力を活かし、誌面ではピンクのシャツをさらりと着こなした色気漂うカットから、黒いタンクトップ姿で力強い筋肉を見せる戦う男のカットまで、大人の男性として、熟達のアスリートとして新たな魅力を見せている。また髙橋大輔選手の現在の目標である北京冬季五輪出場に着目した、村元哉中選手とのペア練習の密着記事も掲載中だ。