「ディオール」からレザーの飾り彫りが施された「ブック トート」が登場

「ディオール（DIOR）」は、「2021 クルーズ コレクション」の新作「ブック トート」を発表した。同アイテムには、レザーカービング「ツーリング」の技術が反映されている。

ツーリング（飾り彫り）はアルゼンチンの伝統的なレザーカービングテクニックで、主に馬の鞍などに施されてきたものだ。マリア・グラツィア・キウリ（Maria Grazia Chiuri）によるフローラルモチーフのデザインが、まずレザー表面に手作業で彫られた後にレーザーカットで正確にパターンの間をくり抜かれ、立体的な効果を生み出すとともに幾重にもコーティングが施され、独特な風合いが生まれる。ディテールへのこだわりは仕上げにも。花の雌しべをかたどったロゼットが、花のモチーフ部分に美しく正確に取り付けられ、完成へと導かれる。

「2021 クルーズ コレクション」は「ディオール」公式オンラインブティックおよび全国の「ディオール」ブティックにて展開中だ。