カシオ計算機は、「G-SHOCK」のカスタマイズサービス「MY G-SHOCK」を10月20日から開始する。パーツ別にカラーをセレクトすることで、個々のスタイルやニーズ、様々なシーンやテーマに合わせて「世界にひとつ」のオリジナル「G-SHOCK」が自由自在に作れる。このようなカスタマイズサービスは1983年の「G-SHOCK」誕生以来初めてとなる。
新しく開始する「MY G-SHOCK」はカーボンコアガード構造のスクエアデザイン「DWE-5600シリーズ」をベースモデルとする。ベゼルとバンドが交換可能であった「DWE-5600CC-3JR」がサービス企画のヒントとなった。カスタマイズは、ベゼル19パターン、バンド(ショートとロング別)19パターン、バックル2パターン、バンドループはシングル20パターン・トリプル19パターン、フェイス7パターン、の中からそれぞれを選び、WEB上でシュミレーションしながらオリジナの「G-SHOCK」を作り上げる事ができる。カイスタマイズの組み合わせは、シングル遊環では約190万通り、トリプル遊環では約6億5800万通りとなり、まさに「世界にひとつ」の時計となる。カラーはレギュラーモデルとスペシャルモデルがある。スペシャルモデルは1987年発売「DW-5600C-9BV」、1991年発売「DW-5600B-2V」「DW-5600B-3V」の3つのカラーのリバイバルバージョンとなっている。いずれも、G-SHOCKのカラーデザインの礎を築いた代表モデルであり、ファン必見だ。価格は1万5,400円〜を予定している。店舗での取り扱いはなく、日本の直営ECのみでの取り扱いとなり、注文から3〜5週間で発送される。パーツ単品での販売は未定。
カシオ計算機は、新サービスである「MY G-SHOCK」を通して新しいユーザー体験とユーザーコミュニケションを提供する。プロデュース部の泉潤一氏は、「開発フローから販売フローまで現行システムと全く異なるシステムを一から新たに構築する必要があったが、サービス企画構想から発売まで約1年半というタイトなスケジュールで完成した」と述べる。兼ねてから顧客自身による商品カスタマイズの需要は高く、待望のサービス実現となった。今後は、限定カラーやテーマ性のある仕様を展開していく予定。
応援しているスポーツチームのロゴカラーに合わせたカスタマイズや、色にストーリーを持たせて特別なプレゼントを作り上げたりと、オリジナルの「G-SHOCK」を楽しんでみてはどうだろうか。