「G-SHOCK」が韓国ガールズグループITZYをアンバサダーに起用

耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」はグローバルアンバサダーに、韓国発のガールズグループ ITZY（イッチ）を起用した。それに伴い、「G-SHOCK」の公式YouTubeチャンネルや特設サイトでは、「G-SHOCK」を着用したITZYのヴィジュアルを公開している。

ITZYは2019年2月にデビューした5人組アイドルグループ。TWICE（トゥワイス）やNiziU（ニジュー）を輩出したJYPエンターテインメント所属。2020年3月にYouTubeに投稿した「WANNABE」は再生数4億8000万回を突破し、曲中では「自己肯定」を掲げるメッセージを強調している。最大の特徴は「私は私の道を行く」と他人に干渉されない力強いガールズ像で、韓国のみならず世界で活躍中。主なファン層は10～20代女性。また、ITZYは2021年12月にはファーストシングル「Voltage」で日本デビュー。昨年8月の韓国・ソウル公演を皮切りにアメリカ、アジア各国を回るワールドツアー「ITZY THE 1ST WORLD TOUR＜CHECKMATE＞」を敢行。日本公演は2月22日、23日の2日間の開催で、日本では初の有観客公演となる。

ITZY着用の本モデルは「GM-S2100」「GM-S5600」「GM-S110」の3型。ITZYのパワフルな楽曲やクールなパフォーマンスが、「G-SHOCK」のブランドコンセプトであるタフネスのイメージと相通じることから、今回の起用に至ったという。「GM-S2100」は、八角形ベゼルが特徴の「GA-2100」を小型・薄型化した「GMA-S2100」をベースに、ステンレス製のメタルベゼルを採用した。上質な質感が最大の特徴となっている。また、「GM-S5600」は初代「G-SHOCK」である「DW-5000C」のフォルムを引き継ぎながら女性にも着けやすいように小型化したモデル。ベゼルにメタル素材を採用することで、よりシックな印象に仕上げている。そして、「GM-S110」は、立体的な文字板が特徴のデジタル・アナログコンビネーションモデル「GA-110」をミドルサイズに。複雑な形状のメタルベゼルは、ヘアラインとミラー加工で磨き分けを行うことでメタルの質感を高めた。

近年、「G-SHOCK」は男女問わず着用できる小型モデルの拡充など、女性市場の開拓に取り組んでいる。本モデル3型も既成モデルを小型化している。今後はアジア各国における広告ヴィジュアルにITZYを起用することで、女性に向けた「G-SHOCK」の世界観を訴求していくという。