News
  • share with weibo

Japan|「カシヤマ」と「ゾゾタウン」がコラボ オーダーメイドの協業で売上100億円を目指す

Jul 15, 2020.酒井響子Tokyo,JP
VIEW82
  • share with weibo

オンワードパーソナルスタイルの運営するオーダーメイドブランド「カシヤマ(KASHIYAMA)」とファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」はオーダーメイドビジネスにおける取り組みをスタートする。 長年培ってきたデータから日本人の約95%を包含できる豊富なサイズを展開し、自社による生産プラットフォームを有する「カシヤマ」と、「ゾゾスーツ(ZOZOSUIT)」から得た100万件以上のサイズビッグデータを蓄積し、年間800万人以上のサイト購入者数を有する「ゾゾタウン」は、互いの膨大なボディデータから、幅広いサイズバリエーションに対応し、オンライン完結で簡単にオーダーメイドファッションが注文できる仕組みを実現した。

この取り組みにおける第一弾として、8月下旬よりメンズ・ウィメンズのオーダーメイドセットアップアイテムの販売を開始する予定だ。「ゾゾタウン」が展開するサービス「マルチサイズ」を用いたオーダー方法は、身長と体重を選択するだけで、100万件以上の体形データの活用により簡単に自分に合ったサイズのアイテムが注文可能。これにより、今回開始するサービスにおいては、ジャケット73サイズ、パンツ128サイズの中から自分にあったサイズが自動的におすすめされ、メンズでは身長148㎝~197㎝、体重41kg~115kg のサイズに対応する(ウィメンズにおいても同等のサイズレベルで現在調整中)。

オンワードは激変するファッションビジネスを取り巻く環境下において、一人ひとりの好みや体形に合った商品を受注ごとに生産し、余剰在庫を生まないビジネスモデルはこの先益々拡大していくと予測。今後は、オーダーメイド商品を気軽にオンラインで購入できる新たなファッション領域をさらに開拓すべく、すでに「カシヤマ」で展開しているウィメンズのシューズを筆頭に、新規アイテムの開発・販売も計画している。今回の「カシヤマ」と「ゾゾタウン」とのオーダーメイドとオンライン完結型ビジネスモデルにより、5年後には100億円規模の売上を目指していくという。昨今、新型コロナウイルス感染症の影響により、消費者のECサービスへのニーズはさらに高まる見込みだ。オンワードグループは、直近の自社EC比率が90%を超えるなど、直営オンラインストアの強化に注力をしてきているが、この度のコラボレーションを機に、「ゾゾタウン」顧客との親和性の高い同社グループが展開する11ブランド13ショップの出店を、同じく8月下旬よりスタートする予定だ。

  • 高村 学

    高村 学

    株式会社Minimal 代表取締役/SEVENTIE TWO パブリッシング・ディレクター

    ゾゾの有料会員向けの割引サービス「ARIGATO(現在はサービス終了)」を契機に、2018年末で「ゾゾタウン」から完全撤退していたオンワード樫山。そのオンワード樫山が、オーダーメイドビジネスで再びゾゾと組むことになった。コロナ禍の2020年3〜5月期のEC比率は45%で、売上高に占めるEC比率を早期に50%に引き上げる考えだ。オンワード樫山の別会社オンワードパーソナルスタイルが手がける「カシヤマ・ザ・スマートテイラー」も好調で、「デジタル」、「オーダーメイド」の領域をさらに強化していく。

READ MORE