人気ラッパーのフューチャーが「ランバン ラボ」のクリエイティブディレクターに就任

「ランバン（LANVIN）」は、新プロジェクト「ランバン ラボ（LANVIN LAB）」の最初のクリエイティブディレクターに、米国のヒップホップアーティストのフューチャー（Future）を任命した。

「ランバン ラボ」は、ブランドの伝統や規範を明確にし拡大する目的で、さまざまな分野のクリエイターと協働してコレクションを発表するプロジェクトで、毎シーズンの「ランバン」のコレクションを補完する形で発表される予定だ。

「ランバン」の創業者であるジャンヌ・ランバン（Jeanne Lanvin）が音楽やアートに造詣が深く、その娘でブランドのミューズであるマルグリット・ランバン（Marguerite Lanvin）も優れた音楽家であったことなどから、今回のコラボでは「音楽」に焦点を当て、フューチャーの起用に至ったとしている。

最初のクリエイティブディレクターに指名されたフューチャーは、米国を拠点にラッパーやプロデューサーとして世界的に活躍するアーティスト。2012年にアルバム『Pluto（プルート）』でデビューしてから、今までに６枚のアルバムおよびミックステープで全米アルバムチャート１位を獲得し、グラミー賞を２度受賞するなど、USヒップホップを牽引するビッグネームだ。

音楽だけでなく、米国版「GQ」が選ぶ「最もスタイリッシュな男性」の一人に名を連ねたり、「リーボック（Reebok）」などのブランドとコラボレーションするなど、ファッショニスタとしても注目を集めている彼。「ランバン ラボ」のフィールドでどのような作品を生み出すのか期待される。コレクションは2023年冬に発表予定だ。