FLASH NEWS
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

川久保玲がデザインした椅子が一部購入も可能 「川久保玲(COMME des GARÇONS)の椅子」開催

May 29, 2021.Tokyo, JP
VIEW93
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail
上記写真右の1脚のみ抽選販売、価格は198万円(税込)

目黒区青葉台にあるデザインギャラリー「LICHT」は5月29日より、「川久保玲(COMME des GARÇONS)の椅子」を開催する。同展覧会では「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」の創始者であり、世界的ファッションデザイナーである川久保玲がデザインを手がけた椅子の展示(上記写真右の1脚のみ抽選販売、価格は198万円)を行う。

川久保玲は1983年から1993年までの約10年間家具のデザインも手がけていた。当時、自身のブティックに設置するための最適な家具が見つからず、空間設計の延長として椅子とテーブルをデザインしたことが家具のデザインに取り組むきっかけになったと言われる。川久保玲のエピソードとして、服作りのきっかけがよく知られている。これはもともとスタイリストであった川久保玲が、撮影のためにイメージした服が見つからなかった際、自ら服を用意したことがきっかけで服作りをスタートしたというものである。このエピソードを踏まえると家具制作の動機も想像がつくであろう。

川久保玲が家具を制作した10年間に発表した数は40個ほどである。そのうちNo.01からNo.28までは商品として販売されていた。同展覧会で展示する椅子のNo.29、No.31、No.35は非売品のユニークピースであり、一般的にほぼ見る機会のない椅子だ。川久保玲の椅子は、各国の美術館にもパーマネントコレクションとして所蔵されており、用途を持った家具でありながら、空間を一変させるアートピースであるとも言える。No.29、No.31、No.35の他にも、川久保玲がすべての家具を自身で制作するより前、1980年代の「コム デ ギャルソン」のショップに置いた他デザイナーの椅子も展示される。

■「川久保玲(COMME des GARÇONS)の椅子」展概要
会期:2021年5月29日〜6月6日 13時〜18時(会期中は無休)
会場:LICHT 東京都目黒区青葉台3−18−10 2階 03−6452−5840
備考:販売商品のうち、複数以上の購入申し込みがあったものは抽選販売

 

READ MORE