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「ナイキ」の新作スパイク発表会になでしこジャパンの清水梨紗と南萌華が登壇

Jun 14, 2023.大澤文Tokyo, JP
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「ナイキ(NIKE)」は、女子フットボーラーの意見を多く取り入れたフットボールシューズ「ナイキ ファントム ルナ(Nike Phantom Luna)」を7月3日に発売する。発売にさきがけて、6月13日にはメディア向け発表イベントが行われた。

イベントには、同日に発表された「FIFA女子ワールドカップ2023」の出場メンバーである、清水梨紗選手と南萌華選手、さらに大のサッカー好きとしても知られる、俳優の勝村政信や昨年行われたW杯元日本代表の長友佑都選手が登壇した。

なでしこジャパンに選出された直後の二人の大会への意気込みや、海外チームでプレーした印象的な経験などが語られた。

海外での選手生活で、言語の壁を乗り越えるコミュニケーションの取り方は?という質問に、長友は「言葉はもう、ノリですね」と答え、会場の笑いを誘った。続いて、清水は「チームメイトに誘われたら断らないようにしていて。カフェに行ったりもします」と回答。さらに、「ソーラン節」で仲を深めたという南。チームメイトに「何か踊ってみてよ」と言われ、何人かのチームメイトと一緒に「ソーラン節」を披露したのだという。これでチームメイトと馴染むことができたという南は「どんな形でもいいのでコミュニケーションを取ることが大事」だと続けた。

今回発表された「ナイキ ファントム ルナ」は、以前よりさらに激しさを増している女子サッカーの進化に合わせて、進化した最新のスパイクだ。企画や研究に2年以上の時間を費やし、あらゆる製作過程において女性を中心に考えられたのだという。7月からオーストラリアとニュージーランドで開催される女子W杯に合わせた発売となる。

トラクション、フィット、ボールタッチの3点にこだわった今回のアイテム。トラクションの面では、重要なスポットであるつま先に円形のスタッドパターンを取り入れ、俊敏かつ正確にピッチ上で動けるように設計されている。フィットの面では、女性フットボーラーの数多くのフィードバックを元に、足首周りのフィット感を高めている。イベントに登場した清水も、実際に履いてみた感想を聞かれ「足首部分まで覆われているところがいい」と絶賛。ボールタッチの面では、平均的に男性よりも小さい女性の足を意識し、コントロールと精度を高めるためにアッパー部分のボール接触面を相対的に広く取っている。夏の女子W杯と合わせて注目していきたい一足だ。

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