「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」は、オートクチュールを新たなコンセプトのもと継続すると発表した。今後は毎シーズン、メゾンの美学をそれぞれの解釈に基づいて表現してくれるデザイナーを招き入れ、オートクチュールのビジョンを発信していく。その最初のデザイナーとして、「サカイ(sacai)」の阿部千登勢が迎え入れられた。2020年7月に阿部が手がけるコレクションを発表する。
「ジャンポール・ゴルチエは1月17日、22日に行ったパリ・オートクチュールコレクションを最後にファッション業界からの引退を表明していたが、オートクチュールは新しいプロジェクトとして再出発する。
阿部千登勢は、「破壊的なフェミニティを表現するJean Paulならではの独自のビジョンとオリジナリティを、ものづくりを始めた当初から長い間賞賛してきました。本プロジェクトの初めてのデザイナーとして彼のハウスに迎え入れられたことを大変光栄に思います」と、コメントしている。