資生堂の先端メディテーション体験サービスがリニューアル　ヘッドセットで心の状態を計測し自分に最適な瞑想を実践！

資生堂は、社名を冠する唯一のブランドである「シセイドウ（SHISEIDO）」の旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」のオープン1周年を記念して、先端技術でメディテーションを提供する「インナー・ビューティー・チャージ（Inner Beauty Charge）」の体験メニューを1つから4つにリニューアルし、11月3日からサービス提供を開始する。ヘッドセットにより計測された心の状態から、ユーザーはその時に最適な瞑想コースを選択することができる。

ブランド「シセイドウ」は、スキンケアやメイクアップが、外面の美しさをもたらし自信と活力に繋がり、内面の美しさをも引き出し、外から内、内から外へと美の循環を生むという考え方「ALIVE with Beauty」をコンセプトとする。体の内も外も美と共にいきいきと生きる事を提案するブランドだ。旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」は、2020年7月にオープンしたばかりで、ブランドコンセプト「ALIVE with Beauty」を体現し、ユーザーの外面と内面にアプローチする先端の体験を提供している。今回リニューアルした「インナー・ビューティー・チャージ」は内面へのアプローチの一例であり、１Fのデジタルテスターやメイクアップシュミレーター、２Fの無料刻印サービスや折紙をイメージした無料ラッピングサービスなど、様々なサービスが用意されている。提供されるサービスの多くが非接触型で実施され、コロナ禍でも安心して受けられるコンテンツが充実している。店舗デザインは、銀座を訪れる国内外の顧客を意識して「ジャパニーズ デジタル ガーデン（Japanese Degital Garden）」をコンセプトとしており、日本の伝統美とテクノロジーの融合を体感する事ができる。

「インナー・ビューティー・チャージ」は店舗の地下1階にあり、階段を降りると地下から鳥のさえずりや水の音が聞こえ、銀座の中心で非日常のリラックス空間へと踏み込む事ができる。フロア全体には、人間の耳では聞こえない超高周波を含んだ音である「ハイパーソニックサウンド」が流れ、視るものをより鮮やかに、そして環境全体をより快適に感じるなどの効果が期待できる。体験コースでは、まずヘッドセットでユーザーの心の状態を測定し、全4コース（INSPIRE、ACTIVATE、EMPOWER、CALM）の中からその時に最適なコースがオススメされ選択できる。その後、ヘッドフォンの音声案内に従い、マインドフルネスの呼吸法を実践しながら、日本初導入のSOMADOME社のメディテーションカプセルに入る。カプセル内では、集中力を高める効果やリラックス効果があると言われる「バイノーラルビート」がヘッドフォンから流れ瞑想状態へ導かれる。同時に雨や小鳥のさえずりなどの音がコースに合わせて流れ、カプセル内の光が変化したり、美容液「アルティミューン」のグリーンフローラルの香りが漂い、五感を研ぎ澄ませ瞑想を実践する事ができる。体験後は、瞑想中のリラックス度と集中度の変化をグラフで確認することができ、そのデータはメールでも送られ後日確認可能となっている。瞑想初心者の「セブツー」ビューティー担当が試してみると、両指針共に基準を上回ったのは体験時間中の50％ほどであったが、五感が刺激され全身で体験を実践している事で、家でやるマインドフルネスなどの瞑想とは一味違い、より深くリラックスできたように感じた。

「インナー・ビューティー・チャージ」の体験は予約必須。体験時間は30分、価格は4,400円で、体験コースに合わせた4種類のオリジナルブレンドティーから1つプレゼントされる。ちなみに、このコースで使用されているメディテーションカプセルはアメリカで1台18,000ドル、日本円でおよそ200万円*で販売されている。約200万円の機器を4,400円で体験できるという点でもお得ではないだろうか。

「インナー・ビューティー・チャージ」のサービスは、忙しく変化し続ける現代社会で何らかのストレスを抱える人が増えている中、ストレスや忙しさからの解放による、人々の心の美しさにアプローチする事を狙いとしている。資生堂はこれまでも、見た目の美しさや、身体の中の美しさを引き出す事に注力してきた。これからは「心」「メンタルヘルス」も人々の美しさのキーワードとなり、「インナー・ビューティー・チャージ」をはじめとした様々な商品やサービスが展開されていくのではないだろうか。

*1ドル＝113.94円換算（10月29日時点）