スノーピーク公式ホームページより
一番注目のアイテムは、革新的な大型シェルター「ゼッカ(Zekka)」だろう。「ゼッカ」は、目の前の素晴らしい景色を意味する「眺望絶佳」から名付けられている。シェルター全体は緩やかに湾曲しており、弧を描くように前面が出っ張り、背面がえぐれるような形になっている。前面は景色を眺めることに特化しており、少し突出していることで景色を見られる角度が広がり、左右に広がるパノラマの眺望が実現され、大きく開くフロントパネルが圧倒的な開放感を生み出す。そして横並びに座ることで、一緒に過ごす家族や仲間と同じ景色を楽しむことができるようにもなっている。また、シェルター内には「スノーピーク」史上最大と言われる天窓もついている。まさに2022年のコンセプト「自然との対話」に基づいて開発された、絶景を楽しむのに相応しいシェルターになっている。一方、背面は少し凹んでいるようなカーブを描いており、焚火台を置いて集いたくなるような空間がコミュニケーションを生み出す構造になっている。価格は29万7,000円。
スノーピーク公式ホームページより
次に紹介するのは、「セパレートシュラフ マットプラス」(2万1,780円)。IXPE素材のクローズドセルマット内蔵で、ケースから出して広げ、足元から丸めてコンプレッションベルトで締めるだけで、マットとシュラフを同時に設営・撤収できる便利なシュラフ。
スノーピーク公式ホームページより
昨年「サーモピッチャー1900」(1万5,180円)が登場したが、今年はその倍以上の容量が入る「サーモタンク4700」(3万800円)が登場。キャンプで日本各地様々な地域に赴き、その土地でしか味わえないマイクロブルワリーの生ビールを詰めてキャンプをしながら楽しむというコンセプトのもとつくられた、4.7リットルの大容量真空断熱タンクだ。本体を横向きに寝かせての設置も可能で、片手で簡単にビールを注ぐことができる。ビール以外にも様々なドリンクを入れて楽しめる。
スノーピーク公式ホームページより
更に今年はより手軽なアウトドアであるピクニック向けアイテムも登場した。「トヤ 2(Toya 2)」(3万6,300円)には、ピクニックを楽しむ家族にキャンプの醍醐味である「居住空間を自分たちでつくりあげる体験」を提供したいという想いが込められている。フレーム、フライシート、フロアシートの3点だけで構成され、ベルトを引っ張ることでフレームにテンションをかけ立ち上げる仕組みを採用するなど、未経験者でも簡単に設営できるようになっている。真っ白でシンプルなデザインがおしゃれなピクニックを演出してくれそうだ。
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また、「タクバコ(Takubako)」(1万8,700円)というおもしろい発想で便利なアイテムも登場。縦にすれば「箱」になり、横に倒せば「卓」つまりテーブルになるキャリングボックスになっている。他にもテーブル周りをより快適にする様々なアイテムや、新デザインのスキットル、火吹き棒、ランチボックスなども発表されているが、昨年末から発売されている「マルチファンクションテーブルオープンL/R竹」を除き、全て発売日は未定。
「スノーピーク」は現在、新製品展示会「New Products Show 2022」を全国10会場にて順次開催しており、新製品を直接見ることができる。公式ホームページから参加申し込みが可能だ。