実店舗の販売スタッフのオムニチャネル化を推進するアプリケーションサービス「スタッフスタート(STAFF START)」を提供するバニッシュ・スタンダードは、2020年5月よりアパレルブランド「フリークスストア(FREAK‘S STORE)」へのサービス提供を開始した。「スタッフスタート」は販売スタッフのコーディネート投稿を始めとするデジタル接客を可能とし、投稿したコンテンツを経由する個人売上を算出して販売スタッフや店舗の新たな評価を可能にする次世代オムニチャネルツール。販売スタッフが撮影したコーディネート写真に商品情報を紐づけ、ブランドの自社通販サイト、個人のSNSなどに投稿する機能や、店頭で接客する販売スタッフが買い回り中の顧客に対し、検討している商品の通販サイトでの情報を、QRコードを経由して共有することができる機能などがあり、顧客は店頭に足を運ぶことなく商品の着用感や着心地の説明を受けるなど、オンライン上で買い物を楽しむことができる。アパレルを中心に811ブランドが導入し、「スタッフスタート」経由での売上総額は2019年の1年間で約412億円を達成している。
今回の導入により、全国の「フリークスストア」に所属する約300名のスタッフが自社通販サイトへのコーディネート投稿を始めた。今後はSNSでのコミュニケーションを通して販売を伸ばし、さらにダイレクトメッセージを通じた個別接客で、人を軸としたデジタル接客の幅を広げていく。