福永紙工は、「紙」をテーマにライフスタイルを彩るマーケット型ショップ「スーパーペーパーマーケット(SUPER PAPER MARKET)」を4月1日に立川・グリーンスプリングスにオープンした。
福永紙工は、東京都立川市で1963年に創立。印刷から加工まであらゆる技術で紙製品の製造を行っている。2006年より紙の可能性を追求する取り組みとして、「かみの工作所」を立上げ、デザイナーやアーティスト、建築家など様々なジャンルで活動するクリエイターと協業して、自社工場の技術を活かしたオリジナル紙製品の企画、開発、製造、販売を行っている。
「スーパーペーパーマーケット」は、紙にまつわる特殊な製造技術をもった世界中のメーカーや企業のオリジナル製品を展開する「ワールドペーパープロダクツ(WORLD PAPER PRODUCTS)」を中心に、福永紙工のオリジナル製品全ラインアップが揃うコーナーや、紙にまつわる書籍など、紙と紙に関わる作り手の技術を伝えるミュージアムのような場を提供する。
また、ポップアップスペースやギャラリースペースでは、アートやデザイン、ファッション、クラフトなどジャンルをまたぎながら多様な世界観を体感できる。紙は、デジタルデバイスやインターネットの普及に伴い、役割が大きく変化した。両スペースには、紙を使用後に捨てられてしまうものと認識するのではく、価値あるプロダクトとしての新しい紙の可能性を感じ取ってほしいという思いが込められている。
立川駅近くに位置する複合施設のグリーンスプリングスは、定期的に屋外イベントとして開催されているスペースで、アンティーク、ヴィンテージ、クラフト、フード、オリジナルウェアとひとつのこだわりを持って作る人、セレクトする人が集まるマーケットである。様々なモノが集まるので、毎日が楽しみになるスペースだ。