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三浦雄一郎が登壇、86歳でのアコンカグア挑戦を振り返る

Feb 20, 2019.高村 学Tokyo, JP
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プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎氏が「THE NORTH FACE presents:MIURA ACONCAGUA 2019 TALK SHOW」に息子の三浦豪太氏とともに登壇し、今年1月に86歳で挑んだ南米最高峰アコンカグア登頂について振り返った。雄一郎氏は、80歳でエベレスト登頂に成功し、エベレスト登頂の歴史で最高齢登頂者としても知られている。1985年には、54歳でアコンカグアでスキーでの滑降を成功させている。

だが、今回は6,000m付近でドクターストップにより断念。「好調を保っていたつもりだったが、同行した国際山岳医の大城和恵さんからこれ以上はいつ心臓が止まってもおかしくないと言われた」と語る雄一郎氏。「全然納得がいかなかった。絶対に登れると変な自信がありました。ヒマラヤ登頂ではもっと苦しい思いをしましたからね。ただ、先生も豪太も泣きながら説得してくれまして、これは受け入れざるを得なかったですね」。会場では、その時のやりとりを収めた映像も放映された。豪太氏はその時のやりとりについて「すごく長い時間に感じました。実際は20〜30分くらいのやりとりだったと思いますが、半日くらい経ったようなとても長い時間に感じましたね」と振り返る。会場では、年齢的や肉体的なハードルを超えた挑戦、そして勇気ある撤退など、アコンカグア挑戦に関するさまざまなエピソードが語られた。

なお、今回のトークショーを主催した「ザ・ノース・フェイス(The North Face)」は、オフィシャルサプライヤーとして雄一郎氏のアコンカグア挑戦をサポートしていた。

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