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Japan|THREEを擁するACROから一気に3ブランドがデビュー

Sep 3, 2018.高村 学Tokyo, JP
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2018年9月、「THREE(スリー)」を擁するACROから「Amplitude(アンプリチュード)」「ITRIM(イトリン)」「FIVEISM × THREE(ファイブイズム バイ スリー)」の3ブランドが一気にデビューする。「Amplitude」は、クリエイティブ ディレクターにRUMIKOを起用し、日本発のハイプレステージメイクアップブランドを目指す。「ITRIM」は、ブランド名の由来である"いと、凛”の2つの言葉の通り、凛と生きる女性のためのスキンケアブランドだ。一方、「FIVEISM × THREE(ファイブイズム×スリー)」は男性向けのメイクアップブランドだ。今回、3つものブランドを一気にデビューさせた株式会社ACROの石橋寧・取締役会長に話を聞いた。


SVT:3つものブランドを一気にデビューさせました。どういった狙いがあったのでしょうか?
石橋:まず、百貨店からの期待の大きさです。「THREE」がデビューして来年で10年になりますが、この間に新しい百貨店コスメブランドは誕生していません。欧米ブランドも入ってきていません。「TOM FORD BEAUTY(トム フォード ビューティ)」が入ってきましたが、東京と大阪の一部の店舗にあるだけです。今、百貨店コスメブランドは絶好調ですよね。以前は百貨店の化粧品売上比率は5%程度だったのが、今や10%前後もしくはそれ以上です。それだけ化粧品の比重が増えてきているにも関わらず、新しいブランドが入ってきていないのです。百貨店としては新しいブランドが欲しいわけですよね。ですから、私が新しいブランドを作るとお伝えしたら、「待っていました」となるわけです。私にとっては、まさに「今でしょ」と。


SVT:まず、「Amplitude」はどういったブランドでしょうか?
石橋:「Amplitude」は、"かっこいい大人美”をコンセプトにしたブランドです。日本女性の美について"かわいさ”が第1章だとすれば、"かっこいい”が第2章だと考えています。内面の美しさを追い求める、かっこいい大人の女性を作っていきたいと考え生み出したブランドです。
メイクアップブランドについては、フランス・ブランドが世界を席巻しています。その筆頭が「CHANEL(シャネル)」「DIOR(ディオール)」「YVES SAINT LAURENT BEAUTE(イブ・サンローラン・ボーテ)」です。私は、日本女性から支持される日本発のラグジュアリー・メイクアップブランドを作りたいという思いがありましたから、その思いを「Amplitude」で具現化しました。
「Amplitude」は、まずはベースメイクで顧客をしっかりと作っていきたいと考えています。ナチュラルでありながら、カバー力があって透明感もあるのが「Amplitude」の特徴です。一度タッチアップして頂ければ、必ずその良さを実感して頂けると思います。


SVT:「ITRIM」についてはいかがでしょうか?
石橋:オーガニック化粧品は、香りがあって癒されるけれど、結果がなかなか出ないというのがこれまでの評価でした。そこで、即効性があり結果が出るオーガニックブランドを作りたかった。国産原料をたくさん使っていますし、植物の力を最大限に引き出しています。私なりの言い方をすると"植物が化学に勝った”あるいは"植物が化学を超えた”という表現になります。
ブランド名も"いと、凛”という日本語の造語ですが、美しい女性の凛とした姿が「ITRIM」の女性像です。ボトルデザインも楕円にこだわりました。すべての種は楕円です。卵も米もすべて楕円、そして持ちやすい。手に取った時からスキンケアが始まる、そんな思いをボトルでも表現しました。


SVT:男性向けブランド「FIVEISM × THREE」も同時にデビューさせますね
石橋:男性が化粧をすることは、身だしなみのひとつです。そして、化粧というより"センスアップ”です。なにもフルメイクをして欲しいということではなく、例えば明日は大事なプレゼンがあるとしましょう。そういった大事な時にくすんだ顔よりもきれいな肌色で臨んだ方が相手に好印象ですよね。
そして、現代はジェンダーレス、ボーダレスと言われていますが、男性だからとか女性だからではなく、自由に解き放たれてかっこうよく生きるべきじゃないかと、「FIVEISM × THREE」にはそういったメッセージを込めています。
ケースも非常にユニークな設計です。歯を磨く、髭を剃る、どちらもスティック状の道具を使いますよね。だから「FIVEISM × THREE」のケースもスティックにしました。手が大きい男性にとって持ちやすさもあります。男性の肌を考えて作っていますから、違和感もありません。


SVT:この3つのブランドで、企業理念でもある「時代の美」を作っていきたいということですね
石橋:「時代の美」とは、10年単位で変わっていくものだと考えています。化粧品に限らずファッションも含めライフスタイルが変わっていきますよね。そうすると、求められるものも変わってきます。ただし、美しくありたい、若々しくありたい、きれいでありたいという根底にある願望は変わりません。私たちは、研ぎ澄まされた感性を大切にし、これからの新しい「時代の美」を作っていきたいと考えています。

 

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