アキレスは11月11日、2025年3月期の中間期決算を発表した。売上高は388億3800万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は4億4900万円の赤字(前年は5億1900万円の赤字)、親会社株主に帰属する中間純利益は15億8800万円(前年同期比927.2%増)だった。
「ブルックス(BROOKS)」などのシューズ事業は、売上高は48億9400万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は5億800万円の赤字(前年は4億400万円の赤字)だった。「ブルックス」の販売は好調だったが、その他のシューズが不調だった。シューズ事業は、アキレスの売上構成比で12%程度。アキレスは今年4月に原材料価格やエネルギーコスト、物流費の高騰などを理由にシューズの国内生産を2026年3月末までに段階的に終了すると発表している。
アキレスの2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高は840億円(前年比6.9%増)、営業利益は2億円(前年は9億5800万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益は18億5000万円(前年は82億1000万円の赤字)を見込んでいる。