
「ニコアンド(niko and …)」や「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」などを展開するアンドエスティホールディングスは4月6日、2026年2月期の通期連結決算を発表した。売上高は3043億5100万円(前年比3.8%増)、営業利益は165億2400万円(同6.5%増)と増収増益を確保した一方、親会社株主に帰属する当期純利益は94億9800万円(同1.2%減)と減益となった。
主力のアパレル・雑貨関連事業は売上高2897億7000万円(前年比4.0%増)、セグメント利益は173億100万円(同3.7%増)だった。「ジーナシス(JEANASIS)」と「ベイフロー(BAYFLOW)」は前年割れとなったが、売上構成比で17.7%を占める「グローバルワーク」は前年比2.2%増の538億4200万円、同12.4%の「ニコアンド」は同5.4%増の378億5000万円と主力ブランドが堅調に推移した。「レプシィム(LEPSIM)」も同15.7%増の172億3000万円と二桁成長を記録した。
一方、飲食事業は売上高147億5900万円(同1.0%増)と微増にとどまり、セグメント利益は4億7400万円の赤字(前年は7億1700万円の赤字)となった。赤字幅は縮小したものの、連結子会社ゼットンでは元財務経理責任者による約1億7000万円の横領が発覚しており、ガバナンスと内部統制の立て直しが課題となっている。
また、米ファストファッションブランド「フォーエバー21(FOREVER21)」の日本事業は2026年2月までに終了し、全店舗が閉店。イトーヨーカ堂との協業ブランド「ファウンドグッド(FOUND GOOD)」も2025年秋冬シーズンで終了した。
特別損失は合計47億円を計上した。内訳は、トゥデイズスペシャル(TODAY’S SPECIAL)」「ジョージズ(GEORGE’S)」を展開するトゥデイズスペシャル関連ののれん・無形資産の減損23億円に加え、「グローバルワーク」やゼットン、大型店舗の減損として11億円。さらに米Velvet.LLCの持分譲渡に伴う関係会社株式売却損6.9億円も計上した。加えて、2027年2月期には退任予定の福田三千男氏、木村治氏への特別功労金として12億円を計上する予定。
2027年2月期の連結業績予想は、売上高3140億円(前年比3.2%増)、営業利益171億円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は105億円(同10.5%増)と増収増益を見込む。







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