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Japan|スーツ離れが顕著 青山商事の2020年第3四半期は82億円の最終赤字に

Feb 10, 2020.高村 学Tokyo, JP
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東証1部上場の紳士服販売大手の青山商事は2020年2月7日、2020年3月期第3四半期決算短信を発表した。売上高は1562億円、営業損益は20億円の赤字、純損益は82億円の赤字で、営業損益・純損益ともに赤字に転落した。

中核部門のビジネスウェア事業が前年同期比88.8%の1054億円と大きく苦戦したうえ、「アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(American Eagle Outfitters)」事業からの撤退に伴う事業整理損失として84億8700万円の特別損失を計上したことも響いた。

スーツ離れが顕著となった決算と言えよう。同社の4月〜12月のメンズスーツの販売数は、平均単価は前年同期比で101.1%の28,033円と微増したものの、同82.9%の約104万着となった。客数も減少している。

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