
「FUKROO」に出演する「クリスチャンダダ」デザイナーの森川マサノリ
「ノゾミ イシグロ(NOZAMI ISHIGURO)」ブランドを手掛ける株式会社NOZOMI ISHIGUROが2019年10月にわずか7900万円の負債総額で倒産したばかりだが、今度は「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」がブランドを休止したという。2014年に株式51%を出資したシンガポールのディーリーグ(D’League)グループとの契約解消によるものだ。デザイナーの森川マサノリによるとディーリーグ側との「ブランディングの方向性にズレ」と『WWDJAPAN.COM』は報じている。パリコレに参加したり、南青山に直営店を出店したりするなど、最近はかなり「派手な」活動をして来られたのもディーリーググループの全面的な資金バックアップがあってのもの。それほど惚れ込まれていたのだが、実に残念なことであった。『WWDジャパン』によれば森川は「ダダという船での航海は終わった」と話しているというが、千載一遇とも言えたディーリーググループのようなモノ凄い金ヅルがないと好き勝手はできないと思うが。