クロスプラスの3Dカラーマスク「パステルマスク(PASTEL MASK)」が、発売開始から5カ月で累計販売4,000万枚を突破した。新型コロナウイルスの感染が拡大していた今年3月末、同社は企画からわずか1カ月弱で全国の「イオン」に初回納品するというスピード展開で、深刻化していたマスク不足に対応した。企画を担当したカットソー事業部の川村雄治氏は、「毎日のものだから、捨てずに洗って使えるサステイナブルなマスクをすぐに製品化できるのは自分たちではないか」と考え、さらに「少し暗くなってきている“今”、少しでも元気に明るい気持ちになれるカラーマスクをつくれないか」という思いから、3D構造のカラーマスクを立案したという。その後、「イオン」と共同で店頭での販促や陳列方法などにも徹底的にこだわり、今回のヒットに至った。マスクが生活必需品となった現在、年間1億枚突破も見えてくる。