9月1日、同社の公式SNSには「#FLOWFUSHI最後の冬」というハッシュタグとともに「7年前、全くの未経験のたった2人からはじまったFLOWFUSHI。何も知らない、何もわからない僕たちを、いつも導いてくれたのは、FLOWFUSHIを使ってくれたあなたでした。世界中を旅して、たくさんの人種、性別、年齢の人と触れ合い、感じたことは、今のままでは僕たちが目指すLIBERATE BEAUTYは実現できないということ。だから2018年で、FLOWFUSHIは7年の歴史にピリオドを打ちます。世界中のLIBERATE BEAUTYのために。7年間のあふれるほどの感謝を込めて。」という文面を記した画像が投稿されている。
FLOWFUSHI公式Instagramより
FLOWFUSHI公式Twitterより
またブランド終了の発表に際し、表参道ヒルズに大型広告を9月7日まで設置。今後の展開などについては明らかにしていないが、店頭から製品を一斉になくすといった事はないという。
2011年からスタートしたFLOWFUSHIは「MOTEMASCARA」などユニークな発想の商品やプロモーション、スタイリッシュなデザインと手頃な価格で、20代を中心にファンを増やしてきた。昨年には理想的な唇の血色を実現する「LIP38℃ Lip Treatment」がベストコスメアワードで41冠を達成するなど絶大な支持を得ていた。
突然のブランド終了に、SNSのフォロワーからは「純粋に困る」「マスカラとアイライナーはここの以外は使えない」などの製品を惜しむコメントが寄せられたが、同社は9月4日にはSNSに「終わるから、始まる。2019年をBEAUTY元年に。」という投稿をしており、来年に新たな動きを見せることも示唆している。