
ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)は2020年1月17日、22日に行うパリ・オートクチュールコレクションが自身最後のショーになると発表した。キャリア50年目の節目となる今年、ファッション業界から引退する意向だ。ブランド自体や香水事業は継続するが、ゴルチエがデザインに関わることはないという。
ジャンポール・ゴルチエは、1970年に18歳の誕生日に「ピエール・カルダン(Pierre Cardin)」でキャリアをスタート。1976年には自身のファッションハウスを構え初のショーをパリで開催、前衛的かつ挑戦的なコレクションで“時代の寵児”、“アヴァンギャルドの騎手”など、多くの呼び名で讃えられてきた。