「ほう、そうなのか」と思う記事(繊研新聞12月12日号)。ともに今期(2019年3月期)、北千住ルミネは312億4300万円(前期比3.6%増)、北千住マルイは前期売上高373億7000万円(同9.1%増)と大きく伸ばし、上半期も6.1%増で、下半期も前期クリアは確実だというのだ。
まさか、足立区の北千住で(失礼!)、こんなことが起こっていようとは思わないではないか。しかし、記事を仔細に読むと、足立区が2007〜2012年に行った駅周辺の4つの大学の誘致やマルイの消化仕入れから定期借家契約への移行、商品政策、改装効果など様々な要因があるが、簡単に言うとDemographic(人口動態)で大体は理解できることが多い。そしてなんと言っても、両店とも「駅ビル」あるいは「駅近」であることが決定的に要因になっていることがわかる。平成が終わり人口減少&老齢化本番がやってくるが、背筋が寒くなってくる。