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Japan|「ルルレモン」メンズデザイナーのベン・スタビントンに「ロバート・ゲラー」とのコラボコレクションについてインタビュー

May 17, 2019.呉ステファニーTokyo, JP
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「ルルレモン」のメンズデザイン・シニア・ヴァイス・プレジデントであるベン・スタビントン (Photo Credit: Stephanie)

5月10日、高機能アスレチックブランドの「ルルレモン(lululemon)」は、ニューヨークを拠点とするメンズウェアブランドの「ロバート・ゲラー(Robert Geller)」とコラボレーションした限定メンズウェア・カプセルコレクション「Take the Moment」を発表した。 インフルエンサーやセレブなどとのコラボが流行るなか、ただブランドの知名度を上げるための取り組みではない。「ルルレモン」のメンズデザイン・シニア・ヴァイス・プレジデントであるベン・スタビントン(Ben Stubbington)と、「ロバート・ゲラー」のデザイナーであるロバート・ゲラー(Robert Geller)は15年来の友人であり、ファッション業界で優れたセンスを持つ職人気質な2人のため、納得のいくコラボになっただろう。スポーツウェアでは滅多に見ないテクスチャーを施した仕上がりや、綺麗な裏地の仕上げや機能性の高いデザイン、そして夕暮れ時のようなピンクやグレーを使用した全12アイテムを展開している今回のコレクションは、「男性だけでなく女性も着やすい」とベンが紹介しながら語ってくれた。

SVT:今回、ロバート・ゲラーとのコラボレーションのきっかけは?

ベン:私たちは共通の友達を通して出会い、同じCFDA(米国ファッション協議会)の一員でもあり、ロビー(ロバート)の作品に昔から憧れていました。彼は私の中で優れたデザイナーの一人でした。「セオリー(Theory)」でクリエイティブ・ディレクターを務めた時にはロビーとコラボする機会がなかったのですが、今回「ルルレモン」で彼と仕事をするチャンスが巡ってきました。

SVT:「ルルレモン」は“コミュニティ”を大切にしていますが、あなたも同じ考えをお持ちですか?

ベン・スタビントン(以下ベン):私はその考えを持っているからこの仕事に就いたのです。 若い頃から積極的にランニングやマウンテンバイクに親しんできました。「ルルレモン」に移るもっと前の、ニューヨークのファッション業界で働いていた18年間にも、ロードサイクリング、サーフィン、ヨガをずっと楽しんでいました。一度、動けなくなるほどの大怪我をしましたが、ヨガのおかげでまた歩けるようにまで回復しました。これらは私の人生の一部でした。「ルルレモン」はヨガの基本理念を取り入れ、私の会社にも取り入れています。それは、人としていかにより良くなっていくか、つまり自分自身がそうなれなければ他人の役にも立てない、ということです。

SVT:「ルルレモン」は以前、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルのフランチェスカ・ヘイワード(Francesca Hayward)ともコラボしました。コラボする相手をどのように決めていますか?

ベン:私たちの会社は非常に倫理的なので、似たような理念をベースに持つ人と協業したいと思っています。 ただ話題性を重視したり、注目されている人とコラボするのは我々のやり方には合っていない。今回のコレクションは、早朝のトレーニングから海外出張までをこなす、ロビーの忙しい生活にインスパイアされています。現代社会に快適さとスタイルと機能性を求め、そして最高の自分でいられるように服も生活に合わせる。トレーニングからビジネス、そして長旅までをスムーズに切り替えられるようなウェアを作りました。

 

SVT:「ルルレモン」といえば、ウィメンズのヨガパンツの印象が強いですが、メンズウェアコレクションにはどのように力を入れていますか?

ベン:私たちは大きなコミュニティであり、彼らといつもコミュニケーションをとっています。製品はソリューションの視点から検討していて、コミュニティのアンバサダーたちと製品をテストした上で開発しています。 現代人は多面的な製品や長く着られる服を求めています。 男性は物を買うとき、ほとんどの場合、同じブランドまたは同じ製品を使い続けることが多い。たしかに男性は最初はヨガを否定的に見ているように感じますが、「ルルレモン」でコミュニケーションを取りながら、デザインを汎用的なレベルに上げることに成功しました。

SVT:今後もロバートと一緒にコラボレーションをしたいと思いますか?

ベン:思います。 ロビーのセンスと理念は今や私たちのコミュニティの一部であり、企業としてただ単にコラボしてそれで終わりというような取り組みには興味がありません。 私たちは協力してくれる人々を、同じような理念を持つ共同体として真摯に向き合っています。

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