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Japan|「ウールリッチ」に「モンクレール ジーニアス」、南青山5丁目に新店舗ラッシュ

Sep 26, 2018.久米川一郎Tokyo, JP
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東の銀座に対抗して、西のファッションのメッカと言えば、表参道ということになるが、すでに飽和状態になっているのは周知の通り。表参道の一本奥に入った露地にブティックオープンするファッション・ブランドは多いが、それぐらいなら南青山がいいということになっている。それも5丁目がその中心になっている。なんと言っても2人組建築家のヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)による世界で最も壮麗なファッション・コンプレックスであるガラスの城「PRADA(プラダ)」青山店が中心にそびえ立っているのが魅力なのだ。例えば昨年、「PRADA」のセカンドブランドである「MIU MIU(ミュウミュウ)」がみゆき通り(通称フロムファースト通り)へ2015年に移転した後に、昨年「Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)」が表参道ヒルズから移転してきたのは、表参道に対する南青山5丁目の優位性を証明していると言えなくもない。その南青山でこの9月、10月に新店オープンが続く。まず、9月14日に「Versus Versace(ヴェルサス ヴェルサーチ)」の跡地にイタリアのカジュアルブランド「STONE ISLAND(ストーンアイランド)」がオープンした。そして「kate spade new york(ケイト・スペード ニューヨーク)」が今年2月に撤退した場所に10月4日に「MONCLER GENIUS(モンクレール ジーニアス)」のブティックがオープンする。同ブランドは「MONCLER(モンクレール)」が8人のデザイナー(ピエールパオロ・ ピッチヨーリ(Pierpaolo Piccioli)、フランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)、シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)、クレイグ・グリーン(Craig Green)、スタイリストのカール・テンプラー(Karl Templer)、サンドロ・マンドリーノ(Sandro Mandrino)、藤原ヒロシ、二宮啓)とコラボしたラインだ。モンクレールジャパンによる運営になるが、同社は八木通商51%、モンクレール社49%の出資で設立された法人。少なくとも2023年12月までの存続が確認されている。そしてその隣にはゴールドウインによる米国カジュアルブランド「WOOLRICH(ウールリッチ)」が9月29日にオープンする。ゴールドウインが米国ウールリッチ社の株を持分法適用相当の株数を買って日本での販売権・ライセンス権を八木通商から移管したため取扱い企業が変更になっている。ここには、オンワードグループによる「SONIA RYKIEL(ソニア リキエル)」青山店があった。日本での展開がソニア リキエル ジャポンに移管されたためにクローズしたようだ。さらに、通称ヤギツウ通りにも近々「TRUSSARDI(トラサルディ)」青山店がオープンする。以前は八木通商によるストールのブランド「Faliero Sarti(ファリエロ サルティ)」だった場所。八木通商の取り扱いが今年6月30日をもって終了するのに伴い、トラサルディ ジャパン(八木通商51%、本国法人49%出資)が「TRUSSARDI」青山店をオープンすることになった。
八木通商はこのヤギツウ通りで他にも「MACKINTOSH(マッキントッシュ)」「Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)」の2ブランドを展開している。
まだ爆発的な売り上げをマークする店舗はこの界隈にはないが、徐々に人気が出てきて、売り上げの底上げがなされそうなパワーがある。南青山5丁目での新店オープンは、今後も続きそうで目が離せない。

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