ロレアルグループ(L'Oréal Group)は6月24日、ロレアル中国の新しいCEOにファブリス・メガバーン(Fabrice Megabane)を任命したと発表し、7月1日に正式に就任した。ファブリス氏は同時にロレアルグループ管理委員会のメンバーになった。前CEOのステファン・リンダーネック(Stephane Rinderknech)はグループ内の重要な職務に昇格する。
2000年にロレアルグループに入社したファブリス氏は「中国は私にとって夢の場所だ。この3か月で私はすでに10ヶ所以上の都市を回った。私はこの国を知れば知るほど、愛するようになっている。中国でビューティ事業のバトンを受けて、中国での業績を継承し、このビジネスをさらに光り輝かせる立場に就くことができてとても光栄だ」と語った。
ロレアルは1997年に中国に進出し、オフィスを上海に設立、中国全土に5つの事務所を設けた。現在、中国に23個のブランドを所有し、1つの研究開発機関とクリエティブセンター、育成センターを設立し、蘇州と宜昌に2つの工場を設立した。現在、10,000人を超える従業員がいる。ロレアルグループにとって今や第2の市場規模にまで成長した中国において、ロレアル中国がコスメ業界のリーダーを目指していく。