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光る背面スマホ「Nothing Phone(2)」が国内7月25日に発売

Jul 12, 2023.岩見光Tokyo,JP
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光る背面スマホ「Nothing Phone(2)」が国内7月25日に発売

スマートフォン新興企業のNothingは、Androidベースのスマートフォン「Nothing Phone(2)」を正式に発表した。日本では7月25日に発売され、21日からNothing公式サイトで予約受付が開始される。ロンドンに本社を置きインドと中国に工場を持つ同社は、2022年に最初の「Nothing Phone(1)」を発表し、スマートフォン事業に参入した。

「Nothing Phone(2)」は黒と白の2カラー展開で、先代モデルの「Nothing Phone(1)」と比較すると、配色が若干異なっている。価格はメモリーとストレージの組み合わせが8GB+128GBが7万9800円、12GB+256GBが9万9800円、12GB+512GBが10万9800円。 バッテリー容量は4700mAh。USB PD規格で最大45Wの急速充電をサポートしている。充電時間は最短で55分。生体認証は、顔認証と画面内指紋認証が利用可能。また、同製品は100%再生可能な素材を使用しており、製品のライフサイクル全体を通じて環境にも配慮している。

また、やわらかな曲線が美しい背面設計と高級感を感じさせる質感も「Nothing Phone(2)」の魅力の1つ。背面のガラスパネルをカーブガラスへと変更し、持ちやすさを高める工夫したことで手持ち感などの機能面も改善されており、「洗練されたバランスの取れた感触」だという。また、背面のライトの個数も先代モデルよりも増えている。さらに、デザインへのこだわりは製品に付属する充電ケーブルにも現れており、コネクタ部にも透明の素材が使用されている。

先代モデルから引き続き、背面にはライトで通知などを確認できる「Glyph Interface」を搭載。背面のライトで通知を確認できるため、スマホのディスプレイを確認するために裏返す必要がない点や独特のUI(ユーザーインターフェース)がポイントだ。「Glyph Interface」には、ユーザーに自分の時間を楽しんでもらいたいという同社の想いが込められている。機能性を強化した「Glyph Interface」は、着信音や通知音のほか、さまざまな通知に対して、自分だけの光と音の組み合わせを設定することも可能。

「Nothing Phone (2)」には他にもスマホデザインを利用した新たな機能が搭載されており、たとえば、サードパーティー製のタクシー配車やデリバリーアプリでは、「Glyph Interface」で進捗状況がわかるようになる。このビジュアルトラッカーでは、配車やデリバリー状況がどこまで進んでいるのかを確認でき、光で到着を知ることができる。輝度の自動調整の設定が新たに追加されたため、暗い部屋で使った場合も光のまぶしさを抑えられるような仕様となっている。

同社は、独特のデザインをブラッシュアップしたほかカメラやプロセッサなどの性能を向上させており、「Nothing Phone(2)」がデジタルライフをシンプルにするとアピールしている。先代モデルの日本市場におけるユーザーは、約50%がiPhone(アップル)からの移行ユーザーだったという。新機能を加えパフォーマンスも向上した「Nothing Phone(2)」が参入したスマホ市場の動向に注目だ。

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